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完結編【第四章】魂の裁き
佐々木は炎堂の情熱に心を突かれ、拳を震わせながら告白を続けた。
「俺は……やりすぎた……! 殺したかったわけじゃない! ……ただ、許せなかったんだ……っ!」
炎堂は彼の肩に手を置き、燃えるように言った。
「佐々木、復讐は新たな闇を生むだけだ。だが、君の魂にはまだ光がある! 今、ここで改心すれば、命の聖域は君をも救う!」
その瞬間、ICUから氷室が現れた。
「オペは成功だ。敗血症マーカーは安定、術後管理に移行した」
「氷室先生、さすがです!」
高城が歓声を上げる中、氷室は倒れた田所に静かに目を向ける。
「……まだ脈が……緊急手術で助かる可能性がある。私が処置しよう」
医師たちは息を呑む。
氷室は即座に田所を手術室に運び、胸部刺創の修復と止血処置を開始。その後、命は繋ぎ止められた。
炎堂は佐々木を見つめ、力強く言った。
「君の罪は魂の炎で浄化された! 田所さんが助かるなら、君は殺人犯にならずに済む! この命の聖域で、新たな光を見出せ!」
「炎堂先生……ありがとう……俺、やり直します……!」
佐々木は連行されながら、涙を流し、頭を深く下げた。




