表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/26

第三部【第二章】外資の脅威

 手術まであと3日。


 準備が進む中、病院に衝撃が走った。


 外資系投資ファンド「グローバル・ヘルス・キャピタル」が聖陽総合病院の買収を提案してきたのだ。


 会議室に現れたファンドの代表、冷酷なスーツの男・ハリスが告げる。

 

「この病院は非効率だ。我々ファンドはすでに理事会の過半数を抱き込んだ。3日後の緊急理事会で、救急・研究部門の閉鎖と利益優先の規約改定が決議される。抵抗は無意味だ」

 

 外科主任の山崎が声を荒げる。

 

「ば、馬鹿な! 命を救うための病院を、金儲けの道具にする気か!?」

 

 ハリスは冷笑を浮かべ、答えた。

 

「感情論は不要。覚悟しろ」

 

 医師たちは凍りつき、高城が呟く。

 

「くっ、救急部門がなくなれば、藤井さんのような患者は……」

 

 炎堂は拳を握り、燃えるように叫んだ。

 

「ふざけるな、ハリス! この病院は命を救う聖域だ! 貴様らの薄汚れた野心など、私の魂の炎で焼き尽くす!」


 ハリスは鼻で笑い、去っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ