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作者: 川進




雨が、

続くとき。

夜が、

長いとき。

日を、

待つ。


音や、

闇を、

待つときは。

眠ってしまいたいとき。


沈みこんで、

溶けるくらい、

深々と。

眠ってしまえば。


待って、

居られる。



背ける体を、

叱りもせずに。


雲を、

通り抜け。

手や、

葉を。

透かせて、

見せる。


光熱は。

目から、

皮膚から、

沁み込んで。


迷う影を、払い。

消えかかる炉には、

真新しい、火の粉を。

飛ばして、寄越す。


遠い。

遠いところで。

大きな。

丸々とした、

火の玉が、

燃え盛っている。



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