六月にも祝日を作れ高校校歌
六月にも祝日を作れ
六月にも祝日を作れ
出来れば六月に新たに二日祝日を作れ
出来れば「第〇週の×曜日」的な絶対に土日と被らない祝日を作れ
安寧を求め平穏に飽きる それが人の性質
祝日 それは安定で退屈なunusualな日常にひと時の潤いを齎すオアシス
確実に訪れる祝日という名の幸せ それを待つ時間こそが幸せの本質
そのひと時の潤いを求め 人は今日も日常という砂漠を流離う
二か月以上もその安らぎが失われるなどあってはならぬこと
だから六月にも祝日を作れ
(※ラップパート)
失くした物が見つかる 応募すら忘れていた懸賞が当たる
数十年ぶりにタイムカプセルを掘り起こす 埋蔵金を掘り当てる
良いサプライズは人生を豊かにする
いいか? 良いサプライズだけだぞ
課題が増えるだの 残業が追加されるだの
そんなサプライズは心を荒ませるだけだぞ
(※ラップパートここまで)
祝日 それは言うなれば日常に訪れるサプライズ
必ず訪れるのにサプライズと言っても良いのか
良いのだ
幸せを齎す非日常 それ即ちサプライズなのだ
だから六月にも祝日を作れ
リスクを顧みなければ ズル休みでも有休でも休みは取れる
だが祝日は大手を振って休める だから六月にも祝日を作れ
待て 有休はリスクではない
六月にも祝日を作ると同時に 有休をリスクと捉える観念も是正せよ
よく学び よく体を動かし よく遊べ
未来有る若人諸君 健やかに育て
そして六月にも祝日を作れ
六月にも祝日を作れ
六月にも祝日を作れ
ああ 六月にも祝日を作れ高校