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 翌朝、ウトを目指してオアシスを出た。


 昨晩、アイシャから正式に首都に同行してほしいと依頼を受けた。

 どうやら、ガノダウラスを討伐したチームだってことで、シルフィ王国の女王に紹介したいらしい。


 さて、どうしたもんかなぁ・・・なんて悩むほどのことではない。すぐさま断った。

 女王様に紹介されるだけならまだいいかもしれないが、こういう展開は確実に面倒事を呼ぶ。どうせ別の個体を討伐してくれ、とか言われるに決まってる。もうあんなバケモノと戦うのは嫌だ。

 報酬を出すとかどうとか言ってくるかもしれないが、そこに旨味を感じられない。少なくとも、今の俺はボーマンのおかげでちょっとした小金持ちなわけだし、お金に困ってはいない。あって困るモンじゃないってのは否定しないが。


 面倒事に巻き込まれるのも嫌だが、俺の目的はヴェロニカの親探しと、例の本間とかいう頭のおかしいチート野郎だ。多少の寄り道は目を瞑れるが、本来の目的を達成できないようなレベルのものはするべきじゃない。


 まあ、逆にコネを作っておくのも悪くはないか、と思うこともあった。


 ただでさえ広いラヴィリアで、合計三人をピンポイントで探すのは不可能に近い。

 アイシャは調査隊とかいう組織の一員なわけだし、協力しておいて、代わりにこっちにも協力してもらう。女王様に紹介されたとして、協力を取り付けることができるようなら、シルフィ王国内の調査も楽になるかもしれない。

 すんなり話が進めば、というより、アイシャはともかくとして、女王が協力的であれば・・・っていう条件が付くが、それはまあ、それでいいだろう。


 首都はウトの町から随分と離れているし、どっちにしても北上するつもりではあったわけだし、女王に会うかどうかは一旦保留にした。

 今は単純に案内役として、アイシャに同行してもらっている。

「ウトには立ち寄るでよかったでしょうか?」

「ああ、一応ノーボで依頼を受けてるからな」

 爺様の依頼を達成させておかないといけないし、

「マーベルさん、すみませんが適当な服の手配をお願いします」

「分かりました」

 ガノダウラスのブレスをもろに受けたリオーネの衣装はボロボロのままで、適当な布でスカートを補修して活動している。服を買いに行く服がない状態だ。

 服のサイズをマーベルさんに伝えておき、手に入る範囲で調達し、町の外れで着替えるっていう寸法らしい。

「俺も服買ったほうがいいかなぁ」

「まあ、妥当だろ」

 キースもブレスを受けているから、服も相当ダメージを受けてる。買い替えたほうがいいのは明白だ。

「リオーネさんとキースさんの服を買った後、協会に立ち寄り、町を出るということでよろしいですか?」

「・・・まあ、そうなるかな?」

 最低限活動できるようにして、ウトの支部長に報告。あとはそのまま北上。

「いや、逆がいいか。先に報告しよう」

「分かりました」

 さっさと報告を済ませてしまったほうが、後の時間を有効に使える。

 ガノダウラスと戦ってきたっていうのを見せつけて、大変でしたアピールもできるし、そういう点も悪くはない。

 その辺りは好みの問題だが、

「なかなか調査できないねぇ」

 旅本来の目的がなかなか達成できない、と。

 何が何でも調査しろ、でないと焼くぞ、とか言わない辺り助かるが、いつか言い出しそうで怖い。

「なあ、アイシャ」

 少し離れたところをドードで走っているアイシャ。

 彼女の側にドッシュを寄せ、

「何でしょう?」

「ウトの町の治安とか、分かるか?」


 アイシャは調査隊とやらの一員。


 その活動は多岐にわたるって感じだし、町の情報とかもある程度は持ってるだろう。

 がっつりとした調査じゃあないが、参考までに尋ねることはできる。

「そうですねぇ。国の外れですから、多少のトラブルは発生しているはずですよ」

「例えば?」

「ボルドウィンから流れてきた旅行者や商人たちもですが、特に傭兵たちの揉め事が多いですね」

「うーん・・・」

 傭兵稼業なんかしている奴の大半は血の気が多いもんかもしれない。そこに旅行者、商人たちも加わると、それなりにトラブルは起こるか・・・

「他にどういうトラブルがある?」

「事件性の高い件もないことはないですが、大半は金銭トラブルですよ」

 金銭トラブル、か。

「なんです?」

「いや、何でも」

 ウチにも金銭トラブルを起こしそうな人がいるな。気を付けとかんと。

「何か知りたいことでも?」

 ここまで踏み込んだら、逆に話さないと怪しまれるか。

「俺たち、金銭がらみでとある夫婦を追っててな。怪しい夫婦を見なかったかと思ってさ」

 嘘設定も久しぶりのような気がするな。そこそこ使ってるような気はするんだが。

「どんな風貌だとか、職業だとか、教えていただけます?」

 嘘設定はこういうことを聞かれると困る。

「見た目は四十代くらいで、男は高めの身長で短髪、女は・・・」

 なんとなくヴェロニカを思い浮かべて、

「長めの茶髪で、女の人にしちゃあそこそこ身長は高め」

 たぶん、まだ見ぬ母親もそんな感じじゃないのか?っていう設定だ。

 男は適当だが。

「種族は?」

 おっと。そこは初めての設定だ。

「エルフ族とかヒト族であればシルフィにもたくさんいますが、巨人族や悪魔族などはほとんどいませんね」


 そういえば、シルフィはエルフ族が多い国だったか?


 シルフィ自体はエルフの割合が大半を占めてるって話だった気がする。ヒト族や他の種族もいないことはないが、圧倒的少数派。

 ボルドウィンはヒト族が多かった・・・っていうか、今思い返してみれば、他の種族を見かけなかった気がするが、そこに何かあるのか・・・?

 いや、今はそれを考えている場合じゃない。

「ヒト族だ」

 巨人族とか悪魔族ってのは見たことはないが、少数側が何かトラブルを起こしたら、すぐに目につく。

 トラブルを起こす側からしたら、追っかけられたくはないわけだし、余計なことをしないはず。

 となりゃあ、エルフ族かヒト族かって話になるが、ヴェロニカは普通の人間みたく丸い耳だ。

 恐らく、親はヒト族・・・のはず。

「ヒトですか」

「ああ、何か知ってるか?」

 適当な設定だが、ヒトであることは間違いないと思うんだがなぁ。

「・・・すみません、私が得ている情報に該当している二人はいないですね」

「そうか・・・」

 やっぱりな、って感じだな。

「ヒト族もそれなりにいらっしゃいますが、目立ちますからね。余計なトラブルを発生させないように、首都も含めて皆さんが努力してらっしゃると思います」

 となると、ウトの町も特に調べなくてもいいんじゃないかと思う。

 思うが、アイシャも所詮は大勢の中の一人。全ての情報を把握してるわけじゃあないはず。

「すみません、お役に立てず」

「ああ、気にしないでくれ」

 ウトどころか、首都や王国全体にもいないかもしれない。

 となりゃあ、別の国を探すべきか・・・?

 ってことは、海を渡る必要が出てくるか・・・

「首都に戻れば、色んな地域に出ているメンバーがいるはずですから、また調べてみましょう」

 ・・・どういうわけか、協力的だな。

 何か裏でもあるのか・・・?

「キリさん。単純なことで、女王様に報告したいから、気を遣っているだけだよ」

 ・・・こわっ。普通に思考を読んでやがる。

 まあ、分からんでもないが、どうして俺たちにこだわるんだ?

 ガノダウラスを討伐できるヤツなんて、他にもいるだろうに。それこそ、王国直轄の騎士様みたいなのもいるんだろうし、俺たちを連れて行く意味なんてないと思うんだけどなぁ。

「見えてきましたね。あれがウトです」


 オアシスを出て小一時間くらい経ったが、ようやくウトの町が見えてきた。


 パッと見の規模としちゃあ、ノーボとどっこいどっこいか、どっちかが少し大きいかくらいだろうか。

 違う点を挙げるなら、物見櫓が設置されている点か。

 たぶん、モンスターの警戒のために設置されてるんだろうな。ボルドウィンと違って、こっちはガノダウラスっていう災害級のモンスターがいるし、警戒しておくに越したことはない。

「協会の側につけましょう」

 そのまま町に入っていき、中央の協会に到着。

「騎獣は私が見ておきますので、用事を済ませてきてください」

「ああ、悪いな」

 アイシャにドッシュたちを任せて、協会に入ろうとしたところ、

「・・・ふん」

 ジェシカのアイシャへの態度が気になった。

「・・・?」

 オアシスを出る前からずっと黙っていたが、何かあるのか?

 特に聞いちゃいないが、明らかに何か思ってるリアクションだろ、アレ。

 まあ、特に揉めそうでなけりゃあ放っておいていいと思うが・・・

「とにかく行くか・・・」

 疑問は置いておいて、協会に入る。

「すみません、ここの支部長さんいらっしゃいます?」

 受付嬢に話しかけると、

「お約束はございますでしょうか?」

「いや、特にないんですけど、ノーボの支部長に調査を頼まれまして」

 調査結果を記載したマップと、爺様から渡された紹介状を一緒にカウンターに置く。

「これを見せれば話は通るって聞いたんで、確認してもらってもいいですか?」

「なるほど・・・少々お待ちください」

 受付嬢がマップと紹介状を持って引っ込んで、しばらくして戻って来た。

「お待たせしました。奥へどうぞ」

 この様子だと、爺様の手紙を見てすぐに時間を取ったな?

 待たされることもなかったし、真相は分からないから良しとするが。

「実は暇だったんじゃないのかな?」

 それは俺も思ったが、口にしない辺りが大人の対応か。まあ、高校生が大人ぶるなって話だが。

「よう来なさったね」

 二階の奥の部屋に通された。


 そこにいたのはエルフ族のお婆さんだった。


「さあさ、座りんしゃい」

 見た感じ、七十歳くらいのお婆さんだろうか。

 エルフ族なだけあって、お婆さんでも綺麗に思える。

「あの爺様から無茶な依頼を受けてくださったようじゃね。ありがとうね。お菓子でもお食べ」

 皿に盛られたお茶菓子を出してくれた。

 なんとも好待遇。元々こういう方なんだろうか?

 それに、ノーボの支部長とも少なからず面識があるらしい。どれくらいの付き合いなのかは分からないが、顔見知り程度じゃあなさそうだ。

「地図を見させてもらったよ。随分と細かく調べてくれたようじゃね」

 必要以上に細かく記す必要はないだろう、とは思っていたものの、一応は仕事なわけだし、最低限分かったことくらいは記しておかないといけないと思って、きっちり目にしておいた。

 目に見える範囲と、ヴェロニカがテレパシーで察知した内容を書き記した程度だったが、あれでも細かい判定になるとは・・・

「なかなかね、思うようにいかないのさ。なにせ、調査に割く人員も限られていて、足もドードが基本だからね」

 ウトの町の協会・・・っていうより、シルフィ王国って範囲が正しいか?

 住んでいる人種がエルフ族メインになったってくらいで、移動の足やら必要人員なんかを含めた環境は、こっちもボルドウィンと同じくらいってことか。

 となりゃあ、

「特に驚かされたのはね、ガノダウラスを倒したということだよ」

 と、こうなる。

「あのくらいのモンスターになれば、大なり小なり被害は避けられないものだよ。町も壊れるし、人も怪我だけで済まない場合も多い」

 そういう話は聞いていたが、支部長クラスから同じ内容を聞くと、より現実味が湧くな。

「あの子だけに大勢の人員を割いて、再起不能になった子たちも多い。そんな中、たった五人で討伐してしまうとは驚いたよ」

「は、ハハハ・・・」

 嫌な予感しかしない。

 このテの話の行き着き先ってのは、大体一緒のはずだ。

「いや、すごいのはキリヤと奥さんのマーベルさんですよ」


 ・・・おい、なんてことを言い出すんだ?


「本当にそうですよ。キリヤくんの指揮で体力を削って、マーベルさんが強力な魔法で仕留める。私の魔法なんか足元にも及びませんでした」

 そういや、最終的に仕留めたのはマーベルさんって話になってるんだっけか。

 氷の刃・・・フリーズエッジ。氷魔法初級のスキルだが、それを三発撃ち込んでノックアウトにさせたっていう。

「本来はわたしだけれど、この場合は仕方がないかなぁ」

 当然、撃って倒したのはヴェロニカだが、上手く演技して合わせて、マーベルさんがやったっていう風に立ち回ったんだな。

 相変わらず上手くやるよ、ヴェロニカは。助演女優賞くらいは取れるんじゃないか?

「だったら最初からやっとけっつー話なんだけどな」

 ・・・まあ、そういう風に思うのも当然だけどな。

 魔法三発撃ち込んでガノダウラスを仕留められるなら、最初からやっておけば大した手間を掛けずに、痛い思いをせずに倒せた。ジェシカも相当ダメージを受けてた・・・っていうか、常人なら即死レベルのやられ方してたような気がするが、ホント頑丈にできてる。感心通り越して恐怖を覚えるほどに。

「すみません、私はあまり戦闘は得意ではない上、主人から戦わないようにと指示を受けておりまして」

 あ、余計な設定が追加されてる・・・

「おや、どうしてだい?随分と実力があるのに、もったいないと思うけどね」

「首都の精鋭部隊に入れるだろうし、出世もできるでしょうし」

「あー、いやー、まあ」

 回答に困る。本当に困る。余計な設定入れやがって・・・

「あまりにも強いって世間が騒ぐと、余計な揉め事が増えますから」

「・・・ほお」


 これはあくまでも持論だが、ほどほどの力さえあればいいと俺は思っている。


 力ってのは腕力とかだけじゃなく、金とか権力とかそういうのも含む。

 今回の話は魔法とか、そういう実力の話になってくるが、

「確かに魔術師としちゃあ相当な実力者だとは思いますよ」

「わたしがね?」

「それでガノダウラスを仕留められたのも事実ですし、否定はしません。ただ、それを押し出してしまうとまたあのテのモンスターが現れた時、駆りだされることになります。リオーネが出世できるとか言ってたけど、精鋭部隊とやらに入って出世しちまえば、嫌でも行く羽目になる」

 自ら危険に首を突っ込むってのは俺の趣味じゃない。

「そりゃあ、宮仕えになりゃあ給料も補償されるでしょうし、その点は悪いこたないと思いますが、人間関係にも気を遣うようになる」

 この世界にいる以上、モンスターとの交戦や接触は避けられない。それは人間に対しても同様。

 仮に高レベルな実力者っていう体で精鋭部隊に入ったとしたら、早かれ遅かれそれなりのポジションに就く可能性はある。そうなりゃ、上司やら部下やらができてくる。

 そうなったら話がややこしくなる。

 途中から入ってきたヤツが自分より実力があると分かれば、素直に認めてくれるヤツもいりゃあ、やっかむヤツも当然出てくる。上司からすりゃあ、自分の地位が危ないと思うかもしれないし、部下からすりゃあ妬まれる。

 そういうマイナス感情を抱く連中に合わせて、こっちも動かないといけなくなる。無視して突っ切るやり方も当然あるだろうが、そういうのは向こうの神経を逆なですることになりかねないし、本当にメンタルが強いヤツじゃないとできない。

 俺はそんな鋼みたいなメンタルを持ってるわけじゃないし、余計な立ち回りをするのは嫌だ。

 だから、俺は必要以上に自分から実力者アピールをしないほうがいい、つまりほどほどの力があればいい、という理論を打ち立てたわけだ。

「だからまあ、みんなにも黙ってたってわけよ。悪いな」

 それはまあ、経験上そうだってだけだし、ここと向こうとは違う可能性もあるわけだし、何とも言えないところ。

 ただ、今までの流れだと、こっちもあっちも人間の質は大した差はないし、大体同じような感じになるだろうな・・・という気はしている。

「あんたも色々あったようだね」

 そういう話をすると気を悪くするかもしれない、という考えはよぎった。

 ただ、この婆様はそうでもなく、

「考え方は人それぞれ。あんたなりに苦労してきたこともあるんじゃろう。どういった経緯があったとしても、自分の考えを持っていることは良いことだね」

「あ、はあ・・・どうも」

「上はどう思うかは知らないけどね。あたしはあんたをここに置いておこうなんて思っていないよ。あんたがそれを望むならそれでもいいけどね。ただ、一つだけ覚えておきなさいね」

 婆様は微笑んで、

「自分が誰よりも強いだとか出来るだとか、そういう風に思い上がるのはやめておきなさい。これはここにいる全員に言っているつもりだよ」

 俺は最初から思っちゃいないが、唯一該当するなら、

「キリさん、わたしも思ってないよ」

 ・・・だそうだ。

「そういう思い上がりはね、いつか自分を窮地に追い込むことになるんだよ。あたしの古い友人もそうだった」

 経験則だったか・・・

「周りよりも優れた能力を持っていた。それはあたしも認めているわけだけど、自分の力量を見誤って強大な相手に挑んで、死んでいったよ」

「モンスター相手に、ですか?」

「まあ、そういうことだね。ガノダウラスだよ」

 アレを相手に見誤るって相当勘違いしてるだろ、そいつ・・・

 あんな災害級のモンスターを簡単に倒せるなんて、それこそチート能力とか神の力を持ってるとか、そういうのがないと無理だ。


 そういえば、威嚇も神の力だったか・・・?


 アポロと話ができていないが、その辺りはどうなんだろうか。

 威嚇は相手を縛り付ける力。一方的にタコ殴りにする状況を作ることができるが、スキル自体に殺傷能力は皆無。

 バードアイも同じように神から与えられるスキルなんだろうが、こっちも観察するだけで、相手を倒す力はない。

 神の力ってのは自分に有利な状況を作り出すためのスキル、もしくは能力のことなのか?

 今日辺り、話ができればいいんだが・・・

「まあ、その身なりから察して、相当苦労したはずだろうし、思い上がって無茶をするとは思えないが、老婆心と思って聞いておくれ」

 そういえば、威嚇で縛り付けた後、今なら倒せると思った三人がいたような気はするが・・・

「ご忠告、ありがとうございます・・・」

「心に留めておきます・・・」

「・・・ハイ」

 良かった。一応刺さってた。

「年寄りの小言はここまでだね。報告書は受け取ったからね。報酬を用意するから、少し待っててね」

 婆様が受付嬢を呼ぶと、手続きが始まった。

「ふぅ」

 これでこの話も一段落か。

 ガノダウラスの件さえなきゃあ、随分楽な話だったはずなんだが、気になることも出てきた。


 アポロの件も含めて、シルフィの環境の変化・・・

 こっちに来たからって何も起こらなきゃいいけどぁ・・・

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