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―――ボルドウィン。


 正確に言えば、俺たちが今いるのは、ラヴィリアに三つある大陸の一つ、ノーラ大陸らしい。

 ボルドウィンはノーラ大陸の中にある国の一つで、正式にはボルドウィン共和国。

 コトンとベズンはその国の中の一部。


 俺たちが辿り着いたのは、ボルドウィン共和国の首都だそうだ。


 ベズンから三時間後、俺たちは首都に到着した。


 出発したすぐに洗濯する時間を取られてしまったものの、そこはもう足で稼いだ。


 ベズンで得た情報からして、この辺りには有力な手掛かりはないらしい。

 なら、今すべきことは多くはない。


 首都に行く。そこがダメならまた別の場所へ。

 そして、それを達成するためにちょっとでも生活基盤を固める。


「ここでの目的は?」

 安そうかどうかの判断が難しいので、便利そうな場所の宿を取った。

 コトンやベズンと比べ物にならないくらい、首都の規模がでかい。

 どれくらいの大きさがあるか分からないからハッキリと比較できないんだが、首都の端から端まで見えないくらいだ。東京くらいはありそうだ。

 いや、逆に前の町二つが小さすぎたのか?

 町って言うか、ショッピングモールくらい?

 何が妥当かは置いておいて。

 とにかくでかい。

「今日は道具を揃えたい。情報収集は明日!」

 ヴェロニカの気持ちは分かっているつもりだ。

 だが、もう夕方が近い。

 情報収集の方法がイマイチ定まっていない。ベズンの時のように、レストランに入って店員にヴェロニカの世話をさせるついでに・・・っていうのは難しい。

 あれはあのお姉さんだからこそ成立した方法であって、ここの店でも通じるわけではない。

 情報収集と言うのは簡単なんだが、こうやって自分の足で稼ぐのはなかなか難しい。

 日本にいた頃は、スマホで検索掛ければ大体のことは一発で分かるっていうのに・・・

 とりあえず、道具を探しに出て、ついでにうまそうな飯を買い出す。

「そのことなんだけど」

 町へ繰り出してすぐ、

「明日にして、今日は別のところに行かないかい?」

 ヴェロニカが提案してきた。

「別のところ?何か他の目的があるのか?」

「キリもわたしも、必要な物が手元にないからね。それをもらいに行こうかと」

「必要な物?」

「パスポートだよ」


 *


 とある建物にやって来た。


 えらく規模の大きいお屋敷だ。

 ヨーロッパとかの貴族が住んでいそうな館。

 敷地もでかいし、二階建てで造りも豪華。

 

 生活者協会。

 表の看板にはそう書いてある。


 怪しいっていうわけじゃないんだが、なんだろう。

 生活が苦しい人が通う場所・・・なのか?


「ここに用事があるのか?俺、どういう話をすればいいの?」

「ここは君にも用事があるんだって。ほら、入ろう」

 特に内容を教えてくれるわけでもなく、ヴェロニカが入館を促してくる。

「いらっしゃいませ」

 広い敷地を通って屋敷に入ると、どこかの市役所みたいな空間が広がった。

 カウンターには制服らしい衣装をキッチリ着用している女性がずらっと並んでいる。

「・・・俺の悩みを聞いてくれるところかな?」

「合っている面もあるけど」

「あるのかよ」

「今のわたしたちに用事があるのはあっち」

 欲しい物に手を伸ばすような手振りで、ヴェロニカが向かう方向を指示する。

「ぱ、パスポート発行・・・」

 看板にそう書いてある。

「生活に必要なことっていうのは分かるんだが・・・」

 俺が知っているパスポートと言えば、外国との行き来に必要な身分証明。

 これ以外にあるのか?

 というか、首都に入る時も検問とかも無かったし、そんな物が必要とは思えないんだが・・・

「発行コーナーへようこそ」

 言われるがまま、発行コーナーへ。

 カウンターのお姉さんは笑顔で、

「本日は新規発行でしょうか?再発行でしょうか?」

 そういう物を発行することは分かるが、困った。

「新規で行こう。指示通りに言ってほしい」

 またもや周りに聞こえないテレパシー。

「・・・はぁ???」

 マジかよ!?

「・・・お客様?」

「う、うん・・・新規発行、二人分、で」

 顔に出してしまっただろうか。

 いや、出た。自分でも分かる。

「は、はあ・・・では、こちらの書類に記入をお願いします」

 さっきまで雰囲気が良かったお姉さんの空気がおかしくなった。

「す、すみません・・・」

 書類を二枚出してきた。

 側に羽ペンと黒インクのボトルがある。

 とりあえず羽ペンを取り、

「これって書けるのか・・・?」

 こっちに来てから一度も、文字を書いた試しはない。

 だが、発行すると言って書類を出してもらっている以上、書かないと後に引けない。

「大丈夫。書けるよ」

 ・・・だそうなので、信用して書くことにしよう。

 何かあったら上手いこと誤魔化そう。俺の地方の文字はこうなんだー的な感じで。

「たか、み・・・おっ」

 漢字で書き始めたら、書類に書いていく文字が、こっちの文字に変換されていった。

 何かの力が働いているんだろうが、何の原理だ?

「お客様、転移者の方でしたか」

「転移者?」

「ラヴィリアとは別の世界から転移され、こちらにやって来た方の総称です」

 ・・・おい!!

 今までひた隠しにしてきたのに、ここでバラしていいのか!?

「どこの世界の方かは存じませんが、こちらの文字とは違いますので、魔法で文字が変換されるようになっているのですよ」

 ほう、そういう仕組みが・・・

 違う!!俺が言いたいことはそれじゃあない!!

 いや、なるほど・・・そういう仕組みか。えぐいな。

「と、とりあえず俺の分はこれで良し。あとは・・・」

 ヴェロニカと書こうとしたが、

「フェリーチェっていう名前を書いておいて」

 というご希望が。

 ここで偽名を使うのは、正体はなるべく伏せておくってことだろう。

 何かに狙われるとか、あるんだろうか。そんなことにならないように祈るしかないが。

「・・・はい、確かに」

 フェリーチェ、もといヴェロニカの書類も記載して、お姉さんに手渡した。

「それでは、パスポート発行に五分ほどいただきますので、掛けてお待ちください」

 近くにベンチが有ったので、腰掛けて待つことに。

「・・・はぁ」

 一分か二分くらい経っただろうか。

 カウンターの雰囲気がおかしい。

 いや、正確に言うと、おかしいのではなく、悪くなった。

 これに関しては想定内。

 ―――新規発行とはつまり、新しく発行すること。

 十六歳で事故に巻き込まれる寸前にこっちに飛ばされれば、新規発行というのは当然だ。俺に関しては当たり前の話。

 しかし、ヴェロニカは別だ。

 赤ん坊の新規発行となれば、誰だってこっちで産んだと思うだろう。

 見る人から見れば、俺がこっちに来て速攻アレコレしたって・・・思うだろう。

「タカミ キリヤ様、お待たせしました」

 今俺が抱えている赤ん坊、実は十八歳なんだよ!!

 誰が信じるんだっつーの!!

 モテた試しもない、彼女もいた試しもない俺が、こっちに来て昨日今日で子供なんか作るか。

 仮にそうだとしても、三日とか四日のレベルでこっちの人の子が生まれるのか!?

「パスポートはこちらです」

 さっきまで和やかな対応だったのに、雰囲気があまりにも重い。

 ヤバい。本当に心が折れそう・・・

 パスポートが手に入ったから良しとするとして・・・

「使い方のご説明は必要でしょうか?」

 手元にあるのは、俺の名前が書かれた薄いカード。それ以外に何かしら記載できる欄はあるんだが、そこには何もない。

 普通、こっちが転移者だって分かってるなら、使い方は説明するよね?

 明らかに嫌われてる・・・

 女の敵ってヤツなのか・・・?

 俺は何もしてないっていうのに・・・

「い、一応お願いします・・・」

 ヴェロニカを見てみると、両手を合わせていた。

 謝ってるのか?それとも合掌?

「では、一通り説明させていただきます」

 こほん、とお姉さんは軽く咳払いし、

「こちらのパスポートは、タカミ様の身分証明書なのですが、生活に必要なスキル習得を行うための端末でもあります」

「・・・んん?なんつった?スキル?」

「はい」

 何だろう。首を絞められたような現実を味わわされていたはずなのに、一気にゲーム感が出てきた。

「こちらの世界では、生活に様々なスキルが必要になります」

 例えば、とお姉さんはカウンターからタブレット端末を取り出し、操作する。

 タブレット端末が映像を映し出した。

 こっちに来て初めて出会った最先端アイテムだが、電子的な画面表示じゃない。

 自然な明るさというか何と言うか。

 何と言っていいか分からないが、科学技術の一端を使った色味じゃない。

「こちらには様々な職業の設定があります。ここで仮に農家を設定したとしましょう」

 ゲームで言うところのジョブ設定がそれになるんだろう。

 農家っていうのが本当にあるのか?

 大体剣士とか魔法使いとか、そういうのしか想定してなかったんだけど。

 想定しておいてなんだが、剣士とかと出会ったことがないな。

「農家で野菜を育てるためには、土を作ることが必要ですね?そして、水の供給、肥料の作成などなど」

「なるほど。そういうのをこのパスポートを使って変更していくってことか」

 スマホの要領でカードを適当につつくと、画面が変わった。

 初期画面は名前の表示。

 変わると、ジョブ登録だかスキル登録だかが現れる。

「これ、本当にゲームだな・・・」

「はい?ゲー・・・?」

「ああ、いや、こっちの話。続けてください」

 いや、だって、言いたくなるだろ?

 こんなの、多少仕様の差があってもゲームでしかないじゃん。

「先ほどの続きになりますが、農家を志してジョブを選び、土作りから始めるとしましょう。まずは、土を耕さなければいけません。ここでスキルを登録します」

 お姉さんがタブレットを操作して、農家のスキル画面を開く。

「土を耕すために、この農具レベル1が必要です」

 ・・・道具を使うためだけにスキルを覚えなきゃいけないのか?

 すごい沼のような気がするのは俺だけか?

「今は覚えていませんので、スキルはグレーで塗り潰されていますが、登録すると・・・」

 該当する項目をタッチすると、グレーから黄色に変わって、レベル1と表示された。

「こうなります」

 黄色に変わったら、これの場合だと農具スキルを手に入れたってことになるわけか。

「これで農具の基本的な操作やコツを覚えることができました。あとは桑や鋤を使って耕せば、程よく耕せるでしょう」

「・・・ちょっと見せてもらって構いませんか?」

「こちらでしょうか?どうぞ」

 タブレットを受け取って、農家ジョブのスキルを見てみる。

 気になる項目があったので、確認してみる。

 そこにアクアの文字があった。

「・・・このアクアって何に使うんです?」

 普段、ミルクを作ることにしか使っていないので、農家がどういう風に使うのか気になった。

「アクアを習得すれば、きれいな水を供給することが可能になります。良い野菜を作りたいと習得する方も多いですよ」

 土も必要だが、水も必要。

 普段の使い方がアレなので、魔法の力の無駄遣いだと思っていたんだが、そういう風に必要となるのなら、生活に必要なスキルという意味合いが強いかもしれない。

 そう考えると、ミルクを作るためのアクアだと思えば、自然な気がする。

 こうしてタブレットを見てみると、農具レベル1が初歩スキル。そこから農具レベル2と、農機具レベル1に分岐している。

 その二つも更に上のレベルがある。

 他のスキルもそうだ。

 所謂ところのスキルツリーっていうやつなんだろう。

「何のジョブを選ぶかで、必要になるスキルが変わります」

 農家があるなら漁師とかもあるんだろう。

 漁師に農具レベル1は要らない。

「そして、このスキル登録ですが、ご本人がお持ちになるポイントがなければ登録できません」

 お約束のアレか。

 話の流れ上こうなると思っていたので驚きはしない。

「先ほどの農具レベル1ですが、1ポイントを消費します。その上の農具レベル2になると3ポイントです。上に上がれば上がるほど、消費するポイントは大きくなります」

 単純に1ポイントずつの消費であれば助かったんだが、やっぱりそうなるか。

 上級スキルになったらどれくらいのポイントが必要になるんだろう。

 すぐに登録できるようになるとは思わないが、気が遠くなる話だ。

 もうすでに沼に両足を突っ込んでいるのかもしれないな。

「タカミ様の現在のポイントを確認しましょう。ポイント確認画面を開いてください」

 言われるがまま、その画面を開く。

「・・・16ポイント」

 これが多いのか少ないのか、リアクションを取り辛いが、

「年齢が十六歳なので、まあ妥当なポイント数ですね」

 だそうだ。

 こういう時、物語の主人公なら、ずば抜けて高いポイント数を持っているか、その逆で無しっていうのがお約束なんだろうが、俺はどっちでもなかった。

 妥当ってことは、普通ってこと。

 俺の人生そのもの・・・いや、俺一応、異世界転移してるから普通じゃないと思うんですが。

 ポイントもらえません???

「この16ポイントで何を登録できるのか・・・ん?」

 受付のタブレットを置いて自分のカードのスキル登録画面を開いてみると、

「いくつかすでに登録されてる?」

 普通、登録されているスキルなんかはないはず。

 なのに、黄色になっているスキルがあった。

「ああ、タカミ様は十六年生きてこられておりますので、その経験が反映されているのだと思います」

 ということは、その経験のおかげで、最初のスキル登録をある程度すっ飛ばせるわけか。

 これは地味にありがたい。

「ですが、転移者の方全員がそうであるとは限らないようです。ある程度、特別な訓練を受けていた方などにそういう傾向が見られるようなので・・・」

 特別な訓練とは?

 俺はその辺りにいる高校生と大して変わらんはずだが・・・?

「タカミ様がどういったジョブをお選びになるかは私どもには分かりませんが、これからのこちらの生活が実り多くあるように、生活者協会はサポートいたします」

 さっきまで重い空気を漂わせておいて、本当にサポートしてくれるんだろうな?

「基本的な操作は以上です。他に何かご質問ありますか?」

「・・・なら、いくつかお聞きしますが」

 そういえば、気になっていたことがある。

「俺みたいな転移者って珍しくないんですか?」

 そんなに多いものじゃないと思っていたんだが、思いの外簡単に受け入れていた。

「ええ、いらっしゃいます。ただし、そんなに多くはありません。ボルドウィンでは半年に一度くらいでしょうか」

 半年に一人転移してくる。多くはないにしても、珍しくもない。

 絶妙なラインだ。

 まあ、転移してきたのは俺だけレベルというのは思い込みだったようだ。

「しかし」

 お姉さんが神妙な面持ちで、

「ここ生活者協会にいらっしゃっる方が半年に一人というくらい、ということです」

「・・・というと?」

 嫌な予感しかしない。

「あくまでも、各地の生活者協会にたどり着いた方しか私どもは分かりません。もしかすると、他にも転移してこられた方はいらっしゃるかもしれません」

 もしかすると転移してきた人間は他にもいるかもしれないが、ここに来た人間しか分からない。

 仮にいたとしても、来ない人間のことは分かりかねる。

 生活者協会自体が探しに行くわけでもなさそうだから、そうなるのは分からなくもない。

 分からなくもないが、

「タカミ様はよくご無事でいらっしゃいましたね。あ、いえ、無事かどうかは考えどころですが」

 うん、子持ち疑惑を言いたいことは分かる。それは置いておくわ。

「わたしのおかげだね!」

 ヴェロニカが非常に爽やかな笑顔で見上げてくる。

 ・・・俺はヴェロニカに出会わなかったら、野垂れ死にしていた可能性があるわけか。

 今生きているのは素直にヴェロニカのおかげ。

 最初から感謝はしているが、野垂れ死にした連中は気の毒な話だ。

「他の転移者はどこに?」

「さあ、さすがにそこまでは。生活者協会に相談に来られるのであれば、ある程度の情報を提供できますが、ほとんどの方がいらっしゃいませんので」

 パスポートには住所の情報はない。

 俺は持ち家も借家もないから仕方がないにしても、他の人間もそういう個人情報は登録されていないはずだ。

 誰か近くにいるなら、話を聞いてみてもいいかなと思っていただけに残念だ。

「他に何かありますか?」

「・・・いや、こんなモンかな」

 もっと踏み込んで聞いてみたいが、ヴェロニカが服を掴んで引っ張ってくる。

 帰りたいのか、これ以上深入りしないようにしたいのか。

 どっちかは分からないが、一旦退散しよう。

 幸い、相談用のカウンターもあるようだし、困ったら聞きに行くこともできる。

 二人分のパスポートを手にして、生活者協会を後にした。

「何で切り上げさせたんだよ?」

 一応尋ねてみると、

「お腹空いたからね」

 後者だと思っていたが、まさか自分の欲望のためだったとは・・・

「あのね、キリ。赤ちゃんの体って本当に我慢の許容量が少ないんだよ。おしっこもそうだし、お腹もそうなんだ」

 力説しているようだが、もうちょっと空気を読んでくれまいか。

「早くミルクが飲みたいな~」

 十八歳がミルクを欲する状況。日本にいた頃は想像すらできなかったが。

「俺は16ポイントしかなかったが、ヴェロニカはどうなんだ?」

「どうなんだろうねぇ」

 ヴェロニカが持って管理できるわけもないので、とりあえず俺が預かっている。

 ミルクに気持ちが向いているヴェロニカを他所に、フェリーチェと表示されているパスポートのポイント確認欄を開いた。

「・・・は?」

 おかしいな。疲れ目かな?

 桁がおかしい。

「いち、じゅう、ひゃく、せん・・・」

 思わず立ち止まり、

「30000ポイント!?」


 俺は十六年生きてきて16ポイント。

 ヴェロニカは十八年で30000ポイント。


 こんなのおかしいだろ。

 なんかチートでもした?


 生活者協会のお姉さんたちには悪印象を植え付けただけでなく、このポイント差・・・


 心折れそう・・・


 折れちゃおうかな・・・



 *


「30000ポイントを持つ赤子が登録されました」

 ほの暗い部屋。

 数本の蝋燭による明かり。

 その中で、スーツのような衣装を着用している者が、タブレットを片手に部屋の奥へ報告している。

「例の子か」

 奥はほとんど暗くて見えない。辺りに照明を置いていないからだ。

 だが、人がいるということだけは分かる。

「定かではありませんが」

「調査しろ。情報は逐一報告するようにな」

「ハッ」


 ―――俺たちの知らないところで、何かが動いていた。

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