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六畳異世界談話  作者: いちね
6/12

お兄さん、ちょっと寄っていかない?

 友達と別れてから乗る予定だったバスを彼は見送った。


「……憂鬱だ」


 夕方、夏休みに入り友達と遊んだ彼と同じような私服の学生と仕事終わりの社会人が帰路についているバスターミナルの雑踏の中に彼の呟きは消えていった。


 先ほどまで友達と楽しんで生まれたはずの高揚感はどこかへと消え、設置された椅子に腰かけぼうっと人の流れバスの流れを見ながら気分を沈めていた。


 今日は友達と遊ぶからと二人に伝えてあるので家には来るはずもない。けれども、彼は家に帰るのが億劫だった。どうしたって、家に帰ればあの異世界のことを考える時間がやってくる。今日の集まりも頭の隅では本気で楽しめないでいた。それはこの前の二人の会話が原因だと彼は分かっている。


 気にしないでいた異世界の人々の暮らし。要は今彼の目の前で行われている人の営みが一変されてしまっという訳で。それは前世の彼が原因で。多くの人は間違いなく彼と関りがなかった。つまりは彼の引き起こした事象に巻き込まれた、災害の被害者になる。お気楽にこちらの世界で楽しんでいいものなのだろうか。


 更には自然が引き起こしたどうしようもないことならばその時に得た感情は結局のところ、どうしようもないこととして人々の中で処理されるしかないだろう。でも、異世界のそれは彼が引き起こしたもので、その感情の矛先は自身へと向かうのでないだろうか。


 彼はそのようなことを友達と別れた時に生じた喪失感のままつらつらと考えていた。


 が、そうしていたって同じ思考をぐるぐると巡らすしか出来ない。彼は次に来るバスの時間を確認して席を立った。しばらく時間があったからだ。都会はすぐに来るらしいがほどほどの田舎なので次に来るのは数十分後だ。座っていても先ほどの思考を繰り返すだけだと分かっているので彼は暇をつぶしにターミナル内を適当に歩いた。が、見慣れているので特段心惹かれるものはなかった。


 ――本屋で時間を潰すか……。


 そう思って彼が本屋に足を進めようとした時だった。


「お兄さん、悩んでいるね」


 若い女性の声だった。ざわめく構内で不思議とその涼やかな声は張り上げていないにも関わらず彼の耳に届いた。その聞こえた方向に彼は体を向けた。


 大きい目のテナントとテナントとの間に生まれた隙間を有効活用させようとしたらしい小さなテナントがそこにあった。タペストリー加工されたガラスのドアを開け、外に出していたブラックボードの立て看板を片付けようとして手に持っているきれいめな女性が彼を見つめていた。


 まったく知らない女性だった。だが、その女性とは視線がかち合っている。本当に自分のことを呼んだのか、彼は左右を見てほかに立ち止まっている男性がいないか見たがいない。そして念押しするように自分を指さして女性に確認した。彼女はこくこくと頷いた。


 次いで、彼は女性から視線をそらしドアの横の同じくタペストリー加工された全面窓ガラスに金色で書かれた店名を見た。そこには“fortune-telling and nail salon”と筆記体で書かれていた。“fortune-telling”が何の意味か彼は知らなかったが、“nail salon”はさすがに分かった。が、見た目普通の高校生を呼び止める理由がますます分からなかった。


 取り敢えず、その女性は彼を見つめたままだったし看板を手に持ったままだったしで反応しないのはさすがに悪いだろうと彼は女性の元へと近づいた。傍まで来るとふわりとフローラルな香りがした。緩く巻いた髪をポニーテイルにしていて、まさしく大人の女性というように彼は感じた。最近は女の子二人と部屋で一緒に過ごしてはいる。けれども、確かに最初はかわいいなとか思ってはいたが、今は話している内容が事が事なだけに思考から女の子というのが抜けていた。だからこそ、元から慣れてはいなかったが余計にどぎまぎした。


「えっと、僕に何か用ですか……?」


「うん、お兄さんが悩んでそうだったから相談に乗ろうかなって」


「はあ……?」


 ネイルサロンはそんなことまでするのだろうか。彼の頭は疑問符だらけだった。前面にそれを出していた彼を見て女性は首を傾げた後、ああと分かったような声を出した。


「ここはネイルサロン兼占い屋さんなの。悩みがあるなら占いに頼ってみない?って声をかけたつもりだったの」


「それはまあ悩んでますけど……。あの僕、男子高校生なんで普通にこういう店には入りづらいというか」


「大丈夫大丈夫。もう店閉めるところだったし他にお客さんは来ないよ」


「お金もないですし」


「お金ももらわないよ」


 それは店としてはいかがなものだろう。にっこりとほほ笑むきれいな女性に、今更だが変な人に捕まったんじゃないだろうかと彼は思った。突飛なことが最近起こりすぎて身近な危機管理が働いていなかったかもしれない。そうとなれば、早くこの場所から離れた方がいい。彼はそう決断すると、じゃあこれでと言おうとした。しかし彼の口は次の女性の言葉に間抜けに開けたままになった。


「前世の、異世界のことについて悩みがあるんじゃない?」


「え?」


 そのまま固まる彼に彼女はふっと笑うと店へ少し入って彼の方へと振り向いた。


「占い、受けてみたくなった?」


 彼は占いというものを統計によって体系化され、占い師が対面した人の体調を伺って出しているだけのものでスピリチュアルなものではないと思っていた。異世界の二人が来ても、それはまあ異世界から来たわけだしと要はスピリチュアルなものがこちらの世界まで完全に適用するとは思ってもみなかった。けどもしかして、彼には見えない何かが彼女には見えているのだろうか。ごくりと唾をのむ。


「受けて、みたくなりました」


「はい、どうぞ」


 彼女に促されて彼は店へと入った。


 中に入ると外観どおりのこじんまりとした店だった。室内の広さは彼の部屋と同じくらいかもしれない。白い長方形の机に向かい合うように黒い椅子が二脚。奥に丸い折り畳みテーブルがありその上にコーヒーマシン。あとは机の横に白いサイドテーブルと壁に三段の収納棚が二つ。シンブルな内装だった。ネイルサロンに入ったことが当然ない彼はそのこじんまりした感じに意外に感じた。あとアロマオイルが焚かれているのかいい匂いがした。


「取り敢えず、座って」


 奥の壁に看板を立てかけながら女性は言った。その後も簡単な片づけをしている。閉店間近だったのだからやることがあるのだろう。素直に手前側の椅子に彼は座った。座り心地がいい。手持ち無沙汰で目の前のテーブルに視線を向ける。最初に目に映るのは電気スタンドと見本のネイル。立て看板と同じ小さなブラックボードに数種類の色とりどりのネイルが飾ってある。よくわからないけど凄いなと思いつつ次に天板に目を向ける。そこにはラミネートされた料金表が机の被う透明なカバー下に貼られていた。そして、そこに書かれていた料金を読んで驚愕する。


 ――うわッ、えっ!?ネイルってこんなに掛かるの?すごっ。


「意外と掛かるでしょ」


 向かい側に座りながら女性は面食らっている彼に言った。


「いや、本当に掛かりますね」


 しみじみと言う彼に彼女はくすくすと笑った。男子高校生の新鮮な感想が面白いらしい。


「まあ諸経費と技術料が入っているからね」


「あぁ。そうか、そうですよね」


「うん、そうなの。君、素直だねー」


「えぇ?素直なんて初めて言われましたよ」


「少なくとも私はそう思ったよ。あと意外と物怖じしないとかね」


 頬杖を突きながら彼女は言った。その言葉にすぐさま彼は否定の言葉を出した。彼としてはこんなに緊張して椅子に身を縮こまって座っているというのに、である。


「してますよ。物怖じ。緊張しまくりです、場違いすぎて」


「えー?そうなの?」


「そうです!というか本題をお願いします」


「まあそうね」


 彼女は机の引き出しを開けてそこから小さな紙とボールペンを出した。彼にボールペンの持ち手の方を向けて差し出しながら指示を出した。


「じゃあこれに自分の姓名と生年月日を書いてね。あと、もし分かるのなら生まれた時間も。でも大概の人はそんなの覚えていないから気にしなくていいよ」


「……何するんですか」


「何って、占い」


 彼女は今度はタブレットを持ち出して何か操作を行う。彼はボールペンを持ったまま動かない。


「僕、異世界について話したいというか」


「うん。でも占い屋さんだからその話の補助にね」


 この紙に書くという行為に一体どれほどの意味があるのか、占いというものを朝のニュース番組で流れるものしか知らない彼には理解しがたかった。それでも意味深なことを言う彼女に異世界のことを聞きたいので、彼は一応彼女の言うとおりに名前と生年月日を書いた。言わずもがな、生まれた時間なんて知らなかったので書けなかった。


「ふーん。なるほど」


 彼女は彼の書いたものを見て、タブレットに打ち込んでいた。そのあと、何度かスライド操作をしながら何かを読んでいた。その間彼は固唾をのんで待っていた。そして、なるほどと彼女は呟いて視線をタブレットの画面から彼に移した。


「君のこれからの運勢を見たのだけど、少なくともここ二、三年は人間関係で苦労するみたい。これはそうね異世界のことだろうね」


 だからなんで異世界のことを知っているのだろうと思いつつ彼は相槌を打った。


「……それはそうですね。これからというかもうすでにって感じなんですけど」


 言いながら先日のこと思い出して憂鬱な気分を思い出して疲れたような言い方になった。


「あー週に何回かお家にお邪魔しているんだもんね」


「ん?」


「しかも同い年ぐらいの女の子二人だもんね。そんな子たちから重い責任のあることを急に振られてもそれは悩むよね」


「ん?え?」


「しかも異世界の話だし。前世だしってどれだけ途方もないのよって感じだよね」


「え?え?ちょ、ちょっと待って下さい」


「うん?」


 何か間違っていたというように首を傾げる女性。間違ってはいないのだが、というか間違っていなさすぎる。


「急に具体的すぎません?というか、知りすぎじゃないですか」


「うん。隠すことじゃないしもうネタ晴らしするとその二人を私の家に居候させてるの」


「えぇ……?」


「まあそんな反応になるよね」


 いたずらが成功したように笑う女性。前々から何処からきて何処に帰っているのだろうと思っていたが、目の前の女性の家に居候していたとは。


「どういった経緯で?」


「あの堀の深いイケメンな神様がよろしくってね、二人を急に預けてきたの。その前から頭の中に何か変な言葉が浮かぶから何事?とうとう私のシックスセンスが目覚めた?なんて思っていたらそういう事だったのよね」


「変な文字が……?僕と同じく前世が異世界だったとかなんですか?」


 自分以外に似たような境遇の人がいたのかという期待を込めて彼は聞いた。少しでも共感が欲しかった。彼女は彼の期待を分かってしかし首を振る。


「私の場合は違うの。あの異世界人さん達、こっちの人には見えづらいらしくって。そういう事に感受性が高い人を探していただけなの。君を探すついでに見えやすい人で世話を任せられる人間も探していて。それがたまたま私だったってだけ」


「そう、ですか」


「でも話は聞いてあげられるから」


 真摯な顔に俯きかけた顔を上げた。真剣な目で彼を射抜いている。そこであぁ、この人は本当に僕のことを案じているのだなとわずかな安心感を得た。知り合ったのはほんの数分前で見知らなかった他人で警戒心は消え去ってはいない。


 それでも今までの寄る辺のなさ、確かにあの二人と話していて楽しさはあったが、それとは別の知らない世界について話せない不安感とつい最近感じた責任感。彼は二人以外の誰かに心情を吐露したかった。けれどもそれは今まで、彼女に会うまで叶うことはなかった。でも、この自分より大人なこっちの事情を知っているこの人になら話してみてもいいのではないだろうか。


「どこまで話は聞いてますか?」


「異世界で大変なことが起きたこと。その対処のために生まれ変わった君という存在が必要で、一人は改善したくて君を連れて帰りたい。もう一人は現状維持したいから押しとどめておきたい。そういう風に聞いている」


「ほとんど知っているんですね」


「まあね。でも事情を知っているだけでそこに伴った感情を聞いたわけではないから。でも傍目でも抱えたものがあるんだなと分かるよ。三人とも」


「分かります?」


「うん、分かるよ。占い屋さんって人の様子を窺う仕事でもあるからね。たまにディープなお客さんが来て受け取るのが大変なことも有るけどね。君たちほどじゃあないけれど」


「異世界ですからね」


「規模が違うよね」


 同時に苦笑する。しばしして彼は呟くように零し始めた。


「――僕としては正直前世なんて知らないしって感じなんですよね。なんとなく言葉とかは覚えているみたいなんですけど、そのせいで日常生活にはちょっと困るし。それ以外のことは本当にさっぱり記憶してなくて」


「うん」


「でも二人の話を聞いていると前世の僕が引き起こしたせいであっちの世界じゃあ大変なことばかりらしくて。そうするとなんとなく責任は感じてくるんですけど。僕としてはこっちで普通に生活していたいというか」


「うん」


「でもこの前、二人だけじゃなくてそれ以外の普通に暮らしている人たちのことを考えるようになって。今まで意識出来ていなかったんですけど、以前の僕のように普通に過ごしていた人が前世の僕のせいで急にそんな災害みたいなそういう状況に陥ったんだって意識すると。罪悪感が……」


「うん……」


 二人の間に沈黙が落ちる。この店の外からの行きかう人々のざわめきがドア越しに聞こえてくる。


「一男子高校生が背負うには重いねぇ」


「ですよね」


「なんでそんなことしゃちゃたんだろうね、前世の君」


 彼女のその言葉にはっと彼は気が付いたようで今までのしおらしさが嘘のように勢いよく喋り出した。


「いや、本当にそうですよ!なんでそんなことしたんだよ、前世の僕!」


「わ、急に来るね」


「逆になんで僕、それを聞いてこなかったんだ……!?」


「気にしてなかったの」


「全然、気にしてなかったというか気が付いてなかったです。過程しか聞いてなくて根本的な原因のことを聞いてなかった」


「そりゃ聞いとかないとだね」


「はい。……なんかすみません」


 唐突にぺこりと頭を下げた彼に女性は目をぱちくりさせた。


「うん?どうした?」


「いや。結構しょうもないというか、単純な事に気が付かないで悩んでいた挙句にその事を聞かせてしまって」


「いいのいいの。そんなもんだって人間は。それに君はまだ高校生だし」


「でも」


「それにこんな事ほかの人に話せるわけでもないんだし。話相手は必要だよ、意外とね」


「……お姉さんって」


「うん?」


「なんかすごく達観してません?」


「君と人生経験の時間が違うだけだよ。君もこのくらいの齢になれば、こんな感じだよ」


「そうですかね……?」


「そんなもんよ。そういえばバスの時間大丈夫?気にしないで引き留めていたけど」


 その言葉に彼はスマホで時間を確認した。驚いたことに乗る予定だった次のバスの出発時間の三分前だった。


「三分前ぐらいです」


「それならいい時間つぶしになったね。ここ出て並んで、うんぴったしかな」


「まさか狙って?」


「えーそんなすごいこと出来ないよ」


 そう言って彼女は立ち上がった。それに慌てて彼も立ち上がる。ドアまでほんの数歩。彼女はドアノブに手をかけながら彼に向かって言った。


「ま、こんな風にさ。話したいことって出てくると思う。その時はまたおいでよ」


「でも、お邪魔じゃ」


「ないない。一人で決断するのって結構労力いるから。そういう時他人と話すとほんの少し楽にすることが出来ると思うんだよね。特に君の場合は」


 ドアを開けてもらい外に出る。ドア越しに聞こえていたといえ、人々の騒めきと熱気の差に少し驚く。


「だから気兼ねなんてしないでまたおいでよ」


「……はい。その時は」


 頭を下げて彼は雑踏の中へと戻っていく。その際、お洒落なネイルサロンから男子高校生が出てきた所を見た数人に人から驚いた眼で見られる。そのことにもう一度あのような所に自分が入っていたんだと顔が赤くなった。それを隠すように目指すバス停へと向かった。





 がちゃんと店のドアを閉める。その際、女性の背中に一瞬悪寒のようなものが走った。それに身体を震わせて先ほどまでの柔和な表情から怒ったような顔になる。


「ちょっと(こく)すぎない?」


 一人しかいないはずの店の中で彼女は誰かに咎めるように話しかけた。


「それは君基準での話でしょ」


 何もない空間からすっと神様が現れる。しかし、その姿を見て女性は呆れたような声を出した。


「何その恰好」


「日本観光を楽しんだんだよ」


 満面の笑みを浮かべる神様の格好は彼や女性の前に現れたギリシャ神話然とした恰好ではなく、漫画の絵がプリントされたtシャツを着て下は黒のスキニーにスニーカー。手にはクレープを持っており彼の周囲には各県のお土産が入った袋が宙に浮いている。


「どれかお土産いる?」


「いや、いらないですけど」


「釣れないねー」


 手に持ったクリームたっぷりのクレープを頬張る神。気にせず彼女は話しかけた。


「彼、普通の高校生なんですよ」


「前の彼は普通じゃないよ」


「もう違う人間なんですよ。だいたいそちらの世界のことはそちらでどうにかすればいいじゃないですか」


 彼女の問いには答えずぱくぱくとテンポよく食べて早くも最後の部分を口に頬張り包んでいた紙をぐしゃりと握り潰して、テーブルの下のゴミ箱へと投げた。クレープを飲み込んで神は言った。


「君はまあいい人間だよね」


「はあ?急になんです?」


「それを見込んで二人を頼んでいるわけだからね」


「それでなんです?」


「私が君に求めているのはこっちの世界での善性なわけ。つまりは――あっちの世界のこと君に口出しする権利はないの」


 増した圧にぐっと女性は口を閉じる。


「私はね、あの世界ことどう転んでもいいとは思っているんだけどあの人がね急かすから。私も心苦しいとは思っているのだけど」


 女性は口を挟めない。


「あ、君の分のお土産ちゃんと買ってあるから。家に置いとくね。じゃ」


 言って神はさっと消えた。


「心苦しいなんて思っていないくせに」 


 女性は詰めていた息を吐いて、空を睨みつけた。そして帰っていった彼の自分が関われないこの先のことを考えて案じてため息を吐いた。

次回7月29日更新予定

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