全ての始まり
小説を書いたことがなく、物語の話の薄さや
誤字脱字が多くなると思いますが
私の頭の中にある物語をこの作品に入れたいです。
こんな素人が書く作品ですので、暖かい目で見てください!
尚、アドバイス等があればバシバシ書き込んでくれると嬉しいです。
「ここが栄誉騎士国の中心街、カロスト街か!」
彼の名前は『グランツ・ズィーガー』弱肉強食のこの国で、魔力量も低く罠魔法しか使うことができない変わり者である。
この国では王は存在しない。騎士団の中でもトップである『アリストクラット団』がこの国を統率している。
明日はそのアリストクラット団の入団試験なのだ。
「こんな栄えた街初めてきたぞ!とうとう明日が入団試験か.....」
周りには沢山の人や食べ物が出回り、どこに行けばいいかわからない程だ。これも、100年前に悪竜を倒したアリストクラット団のお陰なのだろう。
故郷とは全く異なる風景に少し驚きながらも
期待と高揚を胸にグランツは一歩を歩み始めた。
「まずは明日に向けて宿に行くとするか。えーと、確か道は〜.....」
戸惑いながらも目的の場所へ着々と進むグランツ
しかし、流石に見慣れない新天地を1人で歩くのは難しい。人に道を聞こうにも聞くことができない理由があった。
「おいおい!見ろよあの汚ねえ服装。」
「小汚いやつだ、金がなくなって出稼ぎにもきたのか?」
「あんな奴の商品なんて誰も買ってはくれないだろうに.....」
周りから聞こえるこの声に、グランツは憂鬱してい
た。
中心街には魔力量の高い貴族しか住むことができず、国の中心に行くにつれ、差別は酷くなる。
強さが全てのこの国で、生まれつき魔力量の低い者は上に行くことさえ難しい。
「(うるせえなぁ、、、 まあこうなる事は最初から予想できてたよ。このくそったれ貴族様)」
「ま、気にせず宿目指しますか!」
グランツは宿を目指して行くのであった。