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針子の私に精霊の加護が付与されることになりました

作者:もずく

 さく、さく、ひと針通すたび、淡く小さな光の粒がふわんと布に浮かぶ。木枠にはめられた絹のハンカチに刺繍糸の花が咲く。
 ――これを使う人が、きっと、悲しくならないように。
 私は願いながら手を進める。
 魔力は素直だ。
 心に迷いがあると色が濁る。だから、それだけを考えながら手を動かすのだ。そうして仕上がった刺繍を、必要としてくれる人の元へ届けよう。

「魔力は『想いの力』なの」

 母の口癖だった。
 この世界は、心を込めて作ったものにはそれがなんであれ魔力がこもる。込められた魔力は光の粒となって私たちを照らすんだ。

 針仕事で生計を立てているルチアーナ・カフィ。ある日いつも通り仕事をしていると見えないはずの妖精が現れて――。

※カクヨムさん、アルファポリスさんでも掲載しています。
プロローグ
2020/07/04 01:01
石造りのビネーチ
2020/07/05 03:33
妖精のイタズラ
2020/07/06 15:05
友達
2020/07/07 01:05
いざ王都へ
2020/07/08 00:50
真夜中の客人
2020/07/08 22:50
フィブラ
2020/07/09 16:49
それから
2020/07/10 07:47
彼女との出会い
2020/07/10 11:49
突然の来訪
2020/07/10 16:18
魔法学校?
2020/07/11 15:26
商業ギルド
2020/07/11 19:15
マラカイトの証
2020/07/12 00:49
甘い迷いと宿
2020/07/12 09:48
王立図書館
2020/07/13 22:30
落し物
2020/07/14 19:28
テオドール
2020/07/16 02:42
突撃
2020/07/17 00:38
儀式の間
2020/07/19 04:44
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