「愛してるなんて言わない！」

過去の過ちで、神から「死」を許されない体となってしまった青年。
神は青年に言う。
「心から愛する人に『愛の言葉』を告げた時、あなたは永遠の眠りにつくことができます」
青年は世界を彷徨い続ける。この命を終わらせてくれる人を探して。

「死」を許されない青年に恋した１人の少女は、青年に本当の心を告げることなく離れ離れになってしまった。少女は青年を見つけ出す為、神との契約で「老いる事のない体」と「永遠の命」を授かった。
神は少女に言う。
「そなたが『愛の言葉』を告げる時、そなたの命は尽きる。それでも構わないか」
少女は大きく頷く。

青年は長く続く呪いを解く為、『愛の言葉』を探す。
少女は自分の想いを告げるために、『愛の言葉』を告げる相手を探す。

２人がお互いに出会い、お互いに『愛の言葉』を告げた時、２人の命は…！？
彼らに待ち構えているのは輝く未来なのか、それとも…。