地下牢での20年間。
俺は、薄汚い錆びれた地下牢で、20年間も牢屋の中にずっと居る!
俺が囚人として、最初に来た場所がここなのだ、、、!
俺の名前は、『ロゼフ・ビンセント』41歳。
俺の罪は、、、?
20年前、あまりにも貧し過ぎて食べる物もなく俺は妹にどうしても
何か食べさしてやりたいと思い、町に1つしかない小さなスーパーに
入り、たった一つのチョコレートを手に持ってお金も払わずに店を出たら、、、?
お店の店主に見つかり、俺はそのまま警察に突き出されてしまったんだ!
俺は平謝りで店の店主に何度も何度、謝ったんだ、、、!
そうすれば、俺は見逃してもらえると思っていたのに、、、。
・・・でも、事態は意外な展開に、、、。
*
俺はそのまま、、、。
殺人や重罪で捕まった刑務所に入れられた!
・・・何故? たった一つのチョコレートを取った罪が、、、!?
こんな刑務所に入らなくてはいけなくなったのか、、、?
▽
ここの刑務所の看守は、、、?
俺を【極悪な犯罪者】として見ているのか、、、?
暴力や罵声を俺に毎日行うのだ、、、!
初めのうちは、俺も抵抗していたが、、、?
看守は、俺に同情どころか俺を人間として見ていない、、、!
何を俺にしてもいいモノだと思っているように思えたんだ、、、!
ここでの俺の人権は一切ない!!!
俺は【罰】として、、、。
食事もまともに与えてもらえず、4畳ほどの小さな部屋に1ヶ月間も
閉じ込められる、、、! 一度も外に出してもらえず、トイレも風呂もない
場所で垂れ流しの生活! 異臭が充満する部屋に俺はいたんだ、、、!
髪も髭も伸び切って、汚れた汚い体。
俺への暴力は、日に日に増して怪我やアザが絶えない、、、。
俺は体も心も、ボロボロになりながらも何処かで誰かが俺を救って
くれると信じて! 死ぬことは考えないようにしていたんだ、、、!
それは、、、?
俺のたった一人の妹が、俺の事をずっと待ってくれていると思っていた
からだ、、、!
*
でも、実際は、、、?
俺が牢屋の中に居る間、俺の妹は俺の事なんか忘れて悪い奴らとつるんでは?
警察のお世話になっていたらしい!
そんな事も知らない俺は、未だこの刑務所に居る!
▼
しかし、、、?
20年後、やっと! 【俺の救世主】が現れたんだ、、、!
ベテランの老いた弁護士が、俺をこの牢屋から出してくれると言う!
『ロゼフ! 君はどうして、、、? ここの刑務所に、、、?』
『・・・・・・』
『君の罪は、、、? 確か20年前、小さな町のスーパーでたった1個の
チョコレートを取った罪だな! そんな君がどうして、、、?』
『・・・俺は、どうしても妹に何か食べさしてやりたくて! それで、、、。』
『“たった1個のチョコレートを取った!”』
『・・・あぁ、』
『でも、ここの刑務所は重罪犯ばかりいる刑務所だ! 君のような窃盗をした
人間が、この刑務所に居る事がおかしいんだよ!』
『・・・俺にも分からない、気が付いたら? ここに、、、。』
『ロゼフ、泣くな! ワシがお前をここから出してやる!』
『・・・本当か?』
『あぁ! 必ず、出してやる! 約束するよ!!!』
『・・・あぁ、』
▽
最初、俺は面会に来た老いぼれ弁護士のいう事を信じてなかったんだ!
今までだって、何度も俺は弁護士に本当のことを話しているのに、、、!
誰も、俺の話を信じてくれなかった、、、。
あれから20年間も一人牢屋の中にいれば、誰の事も信じれなくなるのは
当たり前だ、、、!
人として俺の事を扱わない看守たちに毎日、暴力を受ける日々。
小さなヒカリすら入らない湿った牢屋の中で、俺の友達はネズミのビフだけ。
俺に明るい未来なんて! 見える訳がなかったんだよ!
*
・・・でもあの老いた弁護士は、本当に俺を救ってくれたんだ!
この事がまた何十年ぶりかの裁判になり、俺はこの牢屋から20年ぶり
に出る事が出来たんだ、、、!
『良かったなロゼフ!』
『ブローン弁護士のおかげで、俺はこの長くいた刑務所から出る事が出来ました!
本当にありがとうございました。』
『・・・いやいや? いいんだよ! ワシも君が刑務所から出る事ができて本当に
嬉しいんだよ! 何かあったら、、、? ワシに電話をかけてきなさい、、、!
ワシで良ければ君の力になるからな!』
『何から何まで、ありがとうございました、ブローン弁護士!』
『いいんだよ! じゃあ、元気でなロゼフ!』
『ははい!』
こうして、、、。
20年ぶりに、俺は外に出る事が出来たんだよ!
今日の天気は、晴れ渡る雲一つない青空だった。
『・・・空って? こんな色だったんだな? やっと俺は自由になる
事が出来たんだ、、、!』
最後までお読みいただきありがとうございます。




