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時き継幻想フララジカ 第一部 『界逅編』  作者: ひなうさ
第七節 「絆と絆 その信念 引けぬ想い」
208/426

~7th Document <第七節設定集>~

作中登場人物・登場物の紹介


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藤咲ふじさき ゆう

本作の主人公。

幾多の戦いを経て確実に成長を続け、フェノーダラ王の一言により命力の本質に気付きその力を最大限に発揮する事が可能となった。

命力の大きさは以前からの成長分を含め今までと大差が無いほどの成長度ではあったが、命力の本質に気付いた勇の命力効率は段違いに跳ね上がった。

特筆するべき点は二つ。一つ目は魔剣に込める命力の濃度。

二つ目は身体に巡らせる命力の操作力である。

まず一つ目としては、今まではもやの様な命力を纏わせることしか出来なかったが、今では光をはっきりと視認できる程の力を収束させられるようになった。

これにより魔剣の切れ味が飛躍的に向上、また魔剣自体の『操作力』にも影響を及ぼしラグの無い自由意志での使用が可能となった。

二つ目の点としては、今までは限定的な筋力強化等を集中することで行う事しか出来なかったが、今となってはきっかけさえあれば全身への強化が一瞬で可能に。

これはちゃなが行う火球攻撃とほぼ同等の特性を有することが出来たという事でもあり、反応速度・身体操作においても格段の向上が計られた。

これらを以て、剣聖は彼を初めて『魔剣使い』と認めた事になる。すなわち、彼にとってここからが魔剣使いとしての本当のスタートとなるのである。


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御味おみ 泰介たいすけ

福留が所属する防衛庁特殊事案対策部の一員で福留の教え子でもある男。現在年齢は29歳。

身長は182cmと高く、爽やかな顔持ちも良く名門大学を卒業した経歴もある。

スーツを着こなし清潔感を前面に押し出す短髪の大人。

若くて物腰は軽いが、自分の意思を持った上で行動する。

引き際もしっかりと見据えており、自分の役割を把握している。

出身は関西であるが福留に教えを乞う為に上京し見事出世街道に乗るが、地域変容事件の折に福留に誘われ自らの意思で特事部に異動する。

特事部に配属後は故郷に戻り主に関西地方全般の地域変容事件の対策に当たっている。

結婚もしており子供も一人。今回の事件で帰郷が決まった為家族と共に実家の近くへ引っ越した。

趣味は野球観戦と子供の世話とキャッチボール。

福留に教えを仰いだからか、彼の雰囲気や物腰も少し福留に似ている。


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カプロ

アルライ族の若者で元気一杯の一二歳。

イタズラ好きで村の子供達とつるんで大人達を困らすのも日常茶飯事。

語尾に『ッス』と付くのが口癖で、アルライ族の共通点でもあるその顔は勇達側でいうところのタヌキの様な面構えが特徴。ただし耳は横についている。

本人は既に働いており、バノの下で弟子として毎日修業に励んでいる……が、事あるごとに抜け出しては遊びだすのでその度に怒られている。

勇に出会って以来人間について興味津々で、年頃ということもあるのか特に女性に関して大きな関心を持つ。色んな意味で。

鼻が人間よりも多少利くようで甘いような匂いには目が無い。

偶然にもちゃなや勇の母親が共通で使っているボディソープの匂いが好みの模様。


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アルライ族や隠れ里

アルライ族共通点として、全体的に温厚で戦闘を好まないとされる。

1000年以上も昔に隠れ里を作り、以降ずっと彼らだけで生活をしていた。

隠れ里の事情に詳しい魔者達とはそれなりに交流はあったようだが、人間との交流は一切無いとされる。

隠れ里の結界「幻膜の法」によって隠れた隠れ里は外部からは物理的に接触することは出来ず、電磁波も通さない。

ただし、この結界は視界こそ全方位ではあるが防護的な役割は周囲的な範囲であり上空からの干渉には影響されない。

電磁波等を妨害する膜から外れた通信等は可能であるため、彼らの里には後ほど衛星通信を使用した通信網が設置されることになる。

ただし電子機器を介した会話等は命力による翻訳が出来ずほぼ不可能な為、彼らの言語を翻訳する等のインフラ整備が必須となる。


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ジヨヨ村長

アルライ族を束ねる一族の長。年齢は80歳前後と推定されるが本人はもうほとんど覚えていない。

身長は100センチメートルほどしかなく、元々小柄だったこともあり歳を重ねて拍車がかかったようだ。

村の中でも特に温厚で話の相談に乗る等の聞き上手。

村の長になるという事はそういう事が出来る事も必要だということか。

腰が悪い為基本は猫背で座りっぱなし。

近所のニャラちゃん(26)にマッサージをしてもらう事が唯一の楽しみらしい。

物事を見通す力が高く、勇達の存在をバノを通して認識し、対話を促したことで村の発展に更に貢献することとなる。

そんな皆から信頼される村長である彼にしか知らぬ事があるようだが……?


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バノ

アルライ族イチの体を持った老人。年齢はジヨヨ村長と同い年で同様に歳を忘れている。

ちなみに暦は勇達側の世界とあまり変わらないらしい。

村長の3倍はあろうかというような雰囲気を持った身長で腕は丸太の様に太い。

村一番の力持ちであり、いまだ彼に敵う者は村にはいない。

腕が太いせいか非常にアンバランスな体型に見え、その圧倒感は大人が見ても身じろぐほど。

しかし見た目に反して温厚で頭が切れる。

勇を疑心暗鬼にさせて試すなど最後まで勇の事を翻弄したが、弟子であるカプロの余計な行動が彼の計算をことごとく打ち崩した。

彼の仕事は勇達に話されることは無かったがかなり機密性の高い仕事をしているようである。

カプロもその仕事を手伝いながら修行を行っている。

ちなみにアルライ族も勇達側の世界の一般的な常識と同様、結婚という風習が存在しているが彼は結婚していないようで子孫はいない。


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