急いで帰宅
Zzzzっは(O_O) by白黒
「お疲れ様です」藤原メイド長が歩いてくる。酒臭いわあ……このメイド長本当に大丈夫なのかな?
「上条様?何か失礼なこと考えてませんか?」
心が読まれただとお!?このメイド長できる!?
「いいえ何も考えてませんよ?」ばれないように、笑顔で返してやろう……スーパーにっこりフェイス!
「ところで相変わらずの人払いお疲れ様です」
話題を変えさせていただく。
「そういえばあなたの姉妹からご連絡です。」
俺の顔から血の気が失せる。
「いつ帰ってくるの?バカなの?死ぬの?帰ってきたら処刑ね?だそうです」
あの親父伝えてねえな!それかどっかで剣道でもやってんだろ!放浪癖が治らねえあのくそ親父!
「急いで帰ります!後方ずけと恋歌への伝言お願いします!すまんって!」
メイド長は笑いながら「了解しました。上条様逝ってらっしゃいませ」
最後の字絶対ちがうよね?
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やっとついたここまで走って二十分!玄関を開け、靴を脱ぎ土間に入りそのまま……
土下座!
「すいませんでした!」
「ご苦労メイド長に連絡してから23分と52秒。まあまだな」
髪の長い鬼神がそう仰った
「あはははお兄ちゃん無様ー」
そう小さな鬼神が仰った
「ちょー受けるんですけどお」
そうもっと小さな鬼神が仰った……?うちにそんなのいたか?顔をあげると二人の鬼神の横でぬいぐるみがお茶を飲んでいた。
「ぬいぐるみい!?」
思わず叫んでしまった……気がついた時には遅し
「うるさい!誰が顔を上げていいと言った!」
頭を掴まれそのまま地面にぬめり込む……ああ意識が遠のいて行く……
ご愁傷様wby白黒




