第四話 睡眠睡魔
野犬に追いかけられて、30分が経った。
俺は、上手く野犬をまき、そして……、見知らぬ土地に立っている。
さてと、MTBの向いてる方向と逆に進めばその内知ってる土地に進めるだろう。
まぁ、野犬に会わない筈がないが、考えて見れば自転車に追いつける筈がない。
何故今まで気付かなかったのだろう。
つか、小学生なんか助けんじゃなかった。
さてと、漕ぐ……
ワン!!……
えっ!!( ̄□ ̄;)!!
速いよ君!そこの犬だよ君速すぎるよ!
まぁ、MTBに勝てる筈が……
詰まった…
漕げない!
殺される!!
嫌だ
犬に噛まれて死ぬなんて情けない!
そうだ、店に入ろう。
さすがに、野犬は店にまで入って来ないだろう。
とりあえず走ろう!
近くに店は〜っと
カフェみっけ〜!
俺は勢い良くカフェへ、そして外にいる野犬にざまあみろと言わんばかりの笑みを浮かべる
客は……居ないようだ
さてと、入ってすぐに出るのは失礼だし、危険だ
財布も有るしな、何か飲んでいこう!
そして、俺は呼び鈴を鳴らす
は〜い
笑顔の似合う男の店員さんが出てきた
何をお飲みになりますか?
オススメは?
安らぎのフラペチーノがオススメです
なら、それで。
待つこと4分
はい、500円になります。
高いな…
まぁ500円をちゃんと払い、速く帰る為に安らぎのフラペチーノをがぶ飲み。
……………………………
急に身体がだるくなってきた……
眠気が……
駄目だ寝てしま………うzZ
ようこそ
誰の声だ……
君…は……逃避をし…う…さ…現…か…逃…よう………いた……だ…ど、…………ワ……ドに……飛ぶ…………がか………
オヤスミ!
なんだ最後だけはっきりと……
もうだめだzZZ