プロローグ2〜こうなる前の夜〜
こうなる前の夜俺は……
母と言い合いになって
良
「受験が終わったのになんでプレッシャーかけんだよ」
母
「良は言わないと勉強しないでしょ。悔しかったら勉強しなさい」
良
「受験終わっただろ〜」
母
「勉強は毎日やらないと忘れちゃうでしょうが」
良
「受験頑張ったんだし休息を希望します!」
母
「うるさい勉強しろ勉強」
良
「あぁウゼー俺寝るわじゃあなガミガミババァ」母
「なんとでも呼べば言い子供の言う事に耳なんて傾けてられません」
と、まぁ母は俺の言う事全てスルーで、ちゃんと聞いてくれないし、ふざけた回答をしてくる。
さすがに日常茶飯事過ぎてかなりいらだった。
俺は犬が好きだから、特に狼とか目付きが怖くてカッコイイし、人間みたいな変な形した耳じゃなくて立った耳に、あの牙、足の速さとかカッコ良すぎてたまらない。
俺はペットに狼が欲しいといつも思っていた。
だけど、家がマンション&母の動物嫌いのせいで飼えない。
そして俺は、寝る前に理想を考えた。
俺と、ペットの狼名前はジローで色んなところを散歩してで、最終的に母も誰も居ない動物だけの世界で平凡に暮らしたいと、まぁ現実逃避をした訳だ。
恐らく今この姿なのは、カッコイイ、憧れる気持が強くて俺は獣人になったのだろう。
まぁここまで忠実に再現してるからどうせ、夢だろう。
どうせな。
しかし、どうせならずっとこのまま目覚め無ければ良いのに。
あっちは、受験受験こっちは、楽しいし。
しかし、服がパジャマなのはちょっとあれだし、毛が服に当たって違和感がある。
その内服屋でもあるだろ金は勿論俺の夢だから無い無い〜
つまり無料〜
俺の夢ならね