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プロローグ
目覚めたらそこは人が住んでいるあの化学の発達した世界ではなくて、はたまたここは何処なのかも解らなくて。
そして、自分は……人であったはずであるが手に有るのは動物の手に付いてるにくきゅう?であった、どうやら俺は動物らしいが何故か二足歩行で歩けている。
普通なら、泣きわめいて帰りたがるのに、受験勉強を終えて更に母等のプレッシャーから逃れた事による嬉しさがわき出て来た。
俺は帰りたくないなと。
いっそのことこの世界を満喫しようと。
まぁ、見る限り森林のここには俺のような獣がいるはずだ。
てか、俺は何の獣だろうか?
鏡ねぇから解んね。
尾を見る限り犬科だろうな。