【揺花草子。】[#5375] 欲望。
Bさん「昨日の話の流れで昨年12月に施行された
所謂『スマホ新法』についてお話したじゃないですか。」
Aさん「んん。そうだね。」
Cさん「アップルやグーグルなど巨大プラットフォーマーが
自分たちのルールで市場を牛耳る状態を是正するために
代替アプリストアのサポートを義務付けるものね。」
Aさん「ええ。」
Bさん「もちろんアプリのサイドローディングの他に
外部決済の許可とかブラウザエンジン制限緩和とか
一部OS機能の開放などが含まれる。」
Aさん「ふむふむ。」
Cさん「この中でも外部決済の開放はそこそこ効く場面も出て来ているようね。
動画配信や電子書籍など巨大なコンテンツベースを持つ
大規模事業者のフロントエンドアプリは
決済システムを自前で構築・運用する手間をかけてでも
アップル決済の『税金』を避けたいと言う要望があるわけだから。」
Aさん「なるほど。」
Bさん「個人開発者や小さなベンダーが公開するような
フリーミアムモデルのアプリなどには恩恵はかなり限定的だ。
我々の【揺花草子。】アプリも外部決済は非対応だよ。」
Aさん「そもそもそんなアプリないだろ?」
Cさん「『ニーズがないしAさんと言う人物が不快なのでリジェクト』
みたいな事になりかねないものね。」
Aさん「個人の尊厳完全否定!!」
Bさん「まあ決済云々よりもやっぱりこの法律が期待していたのは
代替ストアアプリの隆盛によりファーストパーティーの支配力を
弱める事だったわけだけれども、
残念ながら市場、つまり我ら一般市民には全く刺さらなかった、と。」
Aさん「そう言わざるを得ないだろうね・・・。」
Cさん「制度設計側は
『正直私たち別にそう言うの求めてないんですよね』
『いやいやそんな事ないですってバラ色ですって』
『今の状況で満足しているし』
『それは知らないだけですって新しいストアができたらみんな飛びつきますって』
って言う流れに期待していたんだろうけれども、
肝心の開発者側がそもそもここに勝ち筋を見出せてないわけだしね。」
Aさん「確かに・・・。」
Bさん「阿部さんご用達のえっちなコンテンツは別にストアアプリじゃなくて
普通にWebサービスで成り立ってたりするわけだしね。
別段アプリ化されてる必要ないわって感じでしょ?」
Aさん「同意を求められてもなあ。」
Bさん「エロで踊らないならもう
踊りようないよね。」
Aさん「ものすごく近視眼的!!!」
一面の真実ではある。




