【揺花草子。】[#5106] レギュレーション。
Bさん「今となってはもうけっこう前になっちゃったけど、
『まどドラ』でお正月イベントが開催されましたね。」
Aさん「ん、そうだね。」
Cさん「その前のクリスマスイベントでは伝統と格式の
梨花れんエピソードが描かれて私はたいへん満足だったわ。」
Aさん「伝統と格式とまで言いますか。」
Bさん「ともあれお正月イベント。
まどかちゃんといろはちゃんが神社の羽根突き神事に挑みます的なお話。」
Aさん「んん。」
Cさん「羽根を落とさずに100回ラリーを続けられたらみんなの願い事が叶う
みたいな言い伝えがあるってお話だったわよね。
これはキュゥべえの妨害不可避よね。」
Aさん「あの白い淫獣に出しゃばられるのは困りますねえ。」
Bさん「さもなくば100回ラリーを続けられたら
運命を受け容れて消えてやるとかね。」
Aさん「それはポップコーンを3回連続で口でキャッチできたらのやつだろ?」
Cさん「あのイベントではできる限りラリーを続ける事に
意義を見出すレギュレーションだったけど、
本来の羽根突きって言うのは勝負じゃない。」
Aさん「んん。負けたら顔に墨でバツ描かれたりしますもんね。」
Bさん「で、ざっくり言うと自分のターンで
羽根を打ち返せなかったらミスでしょ。」
Aさん「それはそうだ。」
Cさん「これってバドミントンや卓球、テニスなんかと似ているわよね。」
Aさん「まあ、確かに。
卓球やテニスは1バウンドまで許容ですから
バドミントンの方がより近いって事にはなりますかね。」
Bさん「でもこれらのスポーツと決定的に違うのは、
羽子板はコートを区切るネットがないと言う事だよ。」
Aさん「んん・・・それはそうだけど・・・?」
Cさん「ピンと来てないようだからちゃんと言うけど、
バドミントンは打ち返したときに
ネットを越えて相手側にシャトルが飛ばないと
こちらのミスになるでしょ。
それにネットを越えてもコートの白線の外に飛ばしてしまったら
それもまたミスだわ。
つまりそれぞれのプレイヤーは守るべきエリアが明確化されているの。」
Aさん「んん・・・まあ、それは確かに。」
Bさん「まだ良く分かってないようだね。
羽根を交互に打ち合って打ち返せなかったら負け、と言うだけのルールだと、
自分のところに飛んできた羽根を羽子板にちょこんと当てて
自分の足元に落とす、
あるいは振り返って相手に背を向けて思いっきり後ろに飛ばすとか、
どうやっても相手が届かないようなところに羽根を飛ばすと言う
戦術が成り立ってしまうわけ。」
Aさん「お・おぉ・・・?
言われてみれば確かにそうだけど・・・。」
Cさん「その意味で、バドミントンのようにきっちり自陣を定め、
この中に打ち返さなきゃダメですよ、と言う制約を設けないと
スポーツとしては破綻していると言えるわけよ。」
Aさん「そりゃあ羽根突きをスポーツとしてみればそうなるかもですが・・・。」
Bさん「日本羽根突き協会には
競技の公平性を実現するためにも
しっかりとした舵取りを求めたいね。」
Aさん「そんな競技団体が存在するの?」
JHA(Japan Hanetsuki Association)。




