26話
1話目から読んで頂きたいです。
木曜日
今日は隠れて1人で来ている。
金曜日に出発することを考えると1人で来るのが1番いい。
ギルドに着いたら今日は依頼を2つこなそうと思っている。
1つはスライムの討伐依頼。
2つ目は薬草の採取。
「この2つお願いします」
「はい…この前の調べた泉へは行かれないのですか?」
「泉は金曜日…明日出発しようと思っています」
金曜日がこっちでは使えないことを気づいて言い直す。
「そうなのですか…この依頼をやっていただくことは出来ますか?」
ユーリさんが提示した依頼は俺が行こうとしているセチア泉のある山の麓へ手紙を届けるものだった。
「これは…いいですよ」
「ありがとうございます。この手紙をセチア街に1つしかない鍛冶屋へ届けてください」
「分かりました」
そう言って受け取った手紙をポケットへ入れる。
その日は特に大変なことも無く依頼を終えた。
レベルは一つ上がって4になった。
そろそろ新しいスキルを取ろうかな。
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平井翔太 E級冒険者
SP 9
スキル
経験値5倍
E級
剣術 気配遮断 気配察知 身体強化 水魔法
獲得可能スキル
超加速 限界突破 魔法付与 風魔法 闇魔法 看破 鑑定……
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あ、あれ?確かレベルアップを1回する事にSPが1つ貰えるはずなのに1回あたりSPが3貰えている…
まぁこの世界の人じゃないからか…
とりあえずなら剣術をD級まで上げよう。それにSPを2使うから残りは…
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平井翔太 lv 4
HP 120/120
MP 18/18
筋力 13
俊敏 15
魔攻 11
スキル
経験値5倍
D級
剣術 身体強化 水魔法
E級
気配遮断 気配察知 魔法付与 風魔法
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こうなった。
とりあえず身体強化は使えるからあげて、水魔法は可能性を秘めているからあげといた。
あと魔法付与と風魔法は気になったから取っておいた。
報酬で12000knを手に入れたからこれで所持金が21000knになったから剣が買える。
「すみません…剣をください」
「はいよ、1番安いので10000knだよ」
「じゃあそれでお願いします」
「そこからとりな」
いかついおじさんは剣が乱雑に入った樽を指した。
剣はどれも少しだけ違うようで違くない様なものばかりだった。
まぁ1番安いのだからいいものなんて入っているはずが無いが。
「これ!」
目をつぶって適当に1本とってみる。
「お!いいのを選んだじゃねえか…これオマケしてやるよ」
いかついおじさんは薬草などを持ち運ぶ時に便利そうな麻の小さな袋をくれた。
それを俺は左の腰に付けてお金を払ってその店を出た。
次に俺はユーリさんに事前に聞いていた魔法店に向かった。
魔法店は回復薬などを売っているらしい。
「すみません」
「はーい…何が欲しいんか?」
次はおおらかなおばさんがでてきた。
「回復薬をお願いします」
「1本1000knだけど何本いるか?」
高いんだな…命を助けるものだから仕方ないか…
「3本お願いします」
「はーい」
「あと空の瓶があったらひとつ売って貰えませんか?」
これはセチア泉の水を持ってくる時に必要だ。
「おまけで無料でつけてあげるよ」
「ありがとうございます」
なんか今日は運がいい!
よしついに明日出発だ!
この小説を読んで頂きありがとうございます
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