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十分小説書いてみたシリーズ

十分小説 お題「逆夢」

作者: Xenon

祝日ということで一本

あなたは逆夢、というものをご存知だろうか。正夢の逆、と言えば分かりやすいか。夢で起きたことと逆のことが起きるアレである。


おそらくこれを見ているみなさんも、テストで満点をとる夢をみてその後現実で悲しみに暮れることがあったのではないだろうか。

それによくよく思い返してみれば正夢よりも逆夢の方が多かったのではないだろうか。


私は今日、彼女とのデートの最後、プロポーズをするつもりでいた。

しかし、今日起きる前に観た夢は、

「プロポーズが成功する」

といった内容であった。

みなさんが正夢より逆夢を観た回数の方が多いように、私も夢で観たことは叶わないことが大半である。


よって私は、焦っていた。


このデートは、失敗するのか?

いや、そうはさせない。させてなるものか。

夢で成功したのならば、夢をなぞればいい筈だ。

しかし、夢の内容を思い出せる者が果たしているだろうか?いや、いない。

夢なぞり案は却下だ。

さて、ではどうしようか…


私は結局、特に何も気にしないことに決めた。

気にしすぎて余計なミスを招くのを避けたかったのである。

そうして無難なデートの最後。


彼女の答えは——。

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