表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
繋がれた誓い ―白の誓い―  作者: 鏡 黒兎
8/10

王子ルートその3 庭園にて

3日目、庭園を選択




「ふわぁ……!」


庭に出ると、きれいな青空が広がっていました。

気温もちょうどよいですし、ピクニック日和です。


そうです、確か、向こうに……。


「誰も、見てませんよね……?」


芝生が広がる一角を見回します。

……誰も、おりません。


「ふふっ」


ちょうど木陰になる場所に、陣取ります。

昔は、よく叱られましたっけ。


……昔?





――ミスリア




……誰かが、一緒にいたような気がします。


誰でしょう?

お兄さまは、芝生に直接座るなんてこと、なさいません。


「それにしても、いい天気です……。」



あぁ、少しうとうとしてきました……。





※   ※   ※   ※




――ねぇ、ねぇミスリアってば!!


……ふぇ?おはようございます?


――ふ、ふふ……おはようございますって……もうゆうがただよ?


ほんとです、おそらがあかいです


――あんなにあおかったのにね。


あ、バラもあかくなってます


――ねえ、ミスリア


……え?


――ふふ、ミスリアのほっぺも、あかくなったね。


くちびるが、ほっぺにふれた

――のくちびるは、やわらかくて……




……あぁ、そうだ、あなたは……






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ