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繋がれた誓い ―白の誓い―  作者: 鏡 黒兎
7/10

王子ルートその2 庭園にて

2日目、庭園を選択




「お疲れ様です。」

「お嬢様、ありがとうございます。」


この広い庭園を管理しているのは、女性の庭師さんです。

庭園は広く、一年を通して花をつけている区画が必ずあります。


私が好きなのは……


「……あら、バラが……」

「薔薇、ですか?」

「えぇ、このあたりに……。」

「この区画は藤になります。薔薇は、当屋敷には存在いたしません。」

「え?そんなはずは……。」



ここではない、場所だったのでしょうか?

……いえ、私は、この屋敷の他に、そんな庭園のある場所を知らないはずです。



「お嬢様?」

「……あぁ、いえ、だいじょうぶです。」



心配、されてしまいました。

ですが、些細なことです。

少し部屋で休めば、なんとかなるでしょう。





※   ※   ※   ※




――カサリ



「今日も、ですね……。」


白い薔薇の香りが、ふぅわりと漂います。


一体、誰が置いているのでしょう?


「ふわぁ……。」


ねむく、なってきました……。





※   ※   ※   ※




――ミスリア、ほらみて!



ふわぁ……おっきいけむし




――あ、さわっちゃダメだよ!


え?なんで?


――トゲトゲに、どくがあるかもしれないんだって。



そうなんだ、――はものしりね




――ふふ、だってしょうらい――になるからあたりまえだよ






すごいこだった

きれいなこで、おべんきょうもいっぱいしてあたまもよくて


それにしょうらい、――になるんだ




……あぁ、つぎにあえるの、いつかしら?

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