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校内一目立たない部活は殺人部でした。  作者: 真華
第一章 殺人部の日常
4/12

男子高校生の鬼ごっこ(2)


(とりあえず...)


乱は普通棟へ向かう廊下を歩きながら携帯を取り出した。


電源をつけると、携帯の明かりによって少しだけ、乱の周りだけ明るくなった。



左手に鎌を持ってるので、右手で携帯を操作する。

そして、メッセージのやりとりができる機能を開く。






"どこにいるか中継できるか?"






メッセージの相手は李霧だった。






李霧の能力で悪霊を探しだし、それを泉弥と乱に伝える作戦だ。





"OK。ナイトが今部室の護衛してる。"



"サンキュー。頼むわ。"






-------


一方、泉弥はというと、






普通棟3階、2年生教室があるフロアにいた。



武器のハンマーは乱の大鎌に匹敵するくらい大きく、重さは大鎌の倍はあるだろう。

そのため、連続攻撃が苦手である。


一発で仕留めるため、教室に残る生徒を装い、悪霊をおびき出そうとしていた。




2-A、泉弥は自分のクラスに着くと同時にポケットの携帯のバイブレーションに気づいた。




李霧からのメッセージだった。




"どこにいる?奴は今3階にいる。

乱が向かった。"



3階。まさしく今、自分が身を潜めているフロアだ。



"マジか!2-Aにいるんだけど笑

OK!乱と合流する!"



------




"乱!俺今2-Aにいるんだけど!そっちは?"



"俺は2-F。奴が寄ってきた方に応戦って事で"



"ラジャ(*ノv`)b"





泉弥はメッセージ機能を閉じると、時刻は19:18を指していた。



(そろそろヤバいな...)





そんなことを思い、廊下を覗く。

その瞬間、背筋が凍るような感覚が襲った。







『ねぇ、どうしたの?』



泉弥について。



つい最近思いついたキャラです。

身長160cm、誕生日2/2

部の設立者ですが、それ以外の肩書きはありません。同じ学校に双子の妹、涼弥(スズミ)がいます。

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