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俺と君の二重奏  作者: べす
3/4

学校

 学校に行って授業を受けて帰宅する、というルーチンワークも早1ヶ月。良くも悪くも新たな学校生活にも慣れてきた頃だ。

 友達を作って話に花を咲かせる人や、やたらと馬鹿騒ぎする人、1人で本を読んだりスマートフォンを弄ったりしている人もいる。

 本意だろうと不本意だろうと、皆それぞれの学校生活を営んでいる。

 そんな中俺はと言えば―――

「はっ!今何時だ!?」

 ―――寝ていた。

 起きてみれば誰もいない教室。

外はもう完全に日が落ちようとしていた。

「何で誰も起こしてくれないんだ……」

 薄暗い教室で、茫と浮かぶ黒板に向けて恨み言を呟いてみるが、当然返事が返ってくるはずもない。

 しばしぼんやりと黒板を眺めると、1つ、長い溜息をついて立ち上がり荷物をまとめ、1人帰路に就いた。


 途中で段差に躓いて転びそうになったのは内緒だ。


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