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プロローグ

 人魔歴1250年、人類に魔王が世界へ向けて叛逆の意志を示した年である。それから魔王軍と人類は約100年という意外と短い年月争い続けた。魔王軍が近隣の村を襲い、それを人類が迎え撃つ。そんなことが100年くらい続き、ついに人類側が動きを見せた。


 勇者と呼ばれる人類の中でも戦闘力が頂点に立つ者を据えて、魔王軍の本拠地である魔王城に向けて進軍を開始した。襲い来る魔王軍の兵たちをバッタバッタと薙ぎ倒しながら着実に、ゆっくりと進軍してくる。進軍といっても数万人と兵たちが押しかけてくるわけではなく、勇者パーティーと呼ばれる5人の選ばれし者達が攻めているのだ。


 勇者パーティーは勇者を筆頭に聖女、賢者、剣聖、武聖と呼ばれる者たちで構成されている。勇者は魔王軍、つまり魔族や魔物に対して大きな特攻を持つ。聖女は回復や光魔法などに長けており、賢者は知恵とあらゆる高位魔法を駆使して戦う。時には土地を利用したり、奇抜な作戦を立てたりもする。剣聖は剣術に長けており、剣を扱わせれば隣に並ぶものはいない。武聖はあらゆる武器、武術を扱うことができ、戦況に応じて戦い方を変える。実力としても申し分なく、どれが一番とか突出してはいないが、全てにおいて完成されている。要はオールラウンダーなのである。


 進軍開始から約二年が経過し、勇者パーティーが魔王城へ到着した。それから魔王軍と勇者パーティーの最終決戦が始まり、勇者パーティーは魔王を打ち倒すことに成功した。


 とまあそんな感じで魔王軍と人類による戦争『人魔大戦』が終結した。


 前置きはこれくらいにして、これは魔王軍が解体され、魔王軍元四天王『鮮血の王(ヴァーミリオンロード)』の二つ名を持つ吸血姫、レミリア・ブラッドがスローライフを掴み取るためにたまに奮闘し、時には仲間達とわいわいがやがやと過ごす、そんな日常を描いた物語である。


 だが、この時のレミリアはまだ知らない。自分の住む土地が第二の魔王城と呼ばれてしまうことになるとは...。


 皆さん初めましての方は初めまして、お久しぶりの方はお久しぶりです。熊月 たまと申します。息抜きに書かせていただきます。なので話の展開もゆっくりになっていく可能性があります。


 あらすじを読んでここにきていただいた方は分かる通り、あらすじの内容をほぼそのまま載せています。次回から本編に入っていきますのでよろしくお願いします。


次回の更新は2月12日 日曜日 19時頃になります。

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