すき焼きと寿司の同盟記念パーティーに参加した俺がパーティーから追放された。俺は天ぷらという新勢力を作ります!
俺はエビだ。今はすき焼きと寿司の長年戦ってきたライバルが同盟を組むという事で俺は寿司側としてこのパーティーに参加している。まぁ俺は寿司の中でマグロやサーモンには敵わないがなかなか人気の寿司だ!
まぁそんな俺がさっき追放を宣言された。すき焼きのリーダー牛肉と寿司のリーダーマグロに…
その時に動画を撮っておいたからみてくれ。
「君エビだよね?」
「そうですよ!牛肉さん!これからよろしくお願いします!」
「違うよ?君はもうクビだ。」
なに!?ちゃんとマグさんに許可とってるのか?
※マグさん=マグロ
「え!?なんでですか?なんで好きな寿司ランキング3位に入った俺が!?」
「これはマグロとサーモンと俺と豆腐が出した決断だ。」
「え!?マグさんとモッさんが…しかも牛肉さんと豆腐くんが決断したなんて信じられない……」
「だがこれが現実なんだよ。」
「状況は理解しました。一回マグさんとモッさんと話させてください。」
「わかったよ。」
もう寿司・すき焼き同盟が組まれたら寿司側としては俺がいらないためか…
てかなんで俺?ガリでいいだろ。いやガリじゃ寿司じゃねーか…
〜5分後〜サーモンとの会話
「モッさん!ひどいっすよ!あんなにみんなで仲良くしてたのに!」
「いや俺はマグにガリでいいって言ったんだけど拒否されたんだよ。」
いや俺と同じ考えの人いたー!
「じゃあなんで俺なんですか?人気ランキング3位ですよ?たまごとかでよかったんじゃないんですか?」
「いやそれがかたくなでさぁ。何言ってもマグが聞いてくれないんだよ。あとなんか一言言ったのがエビ嫌い。だってさ。」
はっ!?マグさんそんな子供じゃないだろ!エビ嫌いってエビ嫌いな幼稚園児みたいな言い方みたいじゃねーか!
「正直にいうよ?」
「はい!」
「エビはアレルマンがあるからじゃ?」
「はい?」
こいつ何言ってんだよ!頭とうとうおかしくなったのか!?
「え?ドッキリとかじゃないですよね?」
「え…?違うけど?俺めっちゃ真剣に言ってるけど?」
いやならアレルマンってなんだよ!
「ならアレルマンってなんですか……???」
「え!?アレルマンはアレルマンだよ。」
わかんねーんだよ!
「え!?アレルマンってどういうやつですか?」
「人によってはぶつぶつができたりさぁ色々あるじゃん。」
わかりにくいけどなんとなく伝わった。アレルギーのことか?
「アレルギーのことですか?」
「それそれ!!!アレルギー!アレルギー忘れてた。」
いやアレルギー忘れるやついんの?
「やっぱりそうでしたか。アレルギーか〜たしかにそれは厳しいですね。」
「あと一つマグさんに伝えてもらっていいですか?」
「うん!なんだい?」
「もうやっぱりめんどくさいんで会わなくていいです。」
「あーわかった。」
俺もうこいつだけでもう疲れたわ。てかこいつ呼びになってるじゃないか。
〜翌日〜
俺は牛肉に言われた通り家を出てった。最後は仲が良かったキュウリに別れの言葉を言って出てきた。
俺はここである事を思いつく。
え!?これってよく考えたら俺天ぷらにもなれるくない?そっか!そうだよ!俺天ぷらになって新勢力立ち上げよう!早速仲間を探すか!まずはカボチャ!さつまいも!かき揚げ!ナス!ちくわ!の5つを天ぷらを集めるか!
〜翌日〜
俺はカボチャの天ぷらがよく集まっている場所を突き止めた!
カボチャの家ってところか。
〜カボチャの家に到着〜
ピーンポーン!
「はーい?誰ですか??」
「エビです!」
……俺はこんな感じで色々な天ぷら達に声をかけた。今から結果を発表しよう。
カボチャ ○
さつまいも ○
かき揚げ ○
ナス ○
ちくわ ○
まさかの全員OKとのことだった。俺は追放の理由なども全て話したがみんな一緒に頑張ろうね!って言ってくれた。こんな感じで俺はすき焼きと寿司と対立することとなった。天ぷらパーティの完成だ!
〜すき焼き・寿司側〜
「エビが新しいパーティ作ったそうですよマグロさん。」
「え!そうなんですか。どういう名前ですか?」
「天ぷらという名前らしいです。」
「そうなのか。やっぱりあいつは頭がいい。戦うのが楽しみだな。なぁ?サーモン。」
「そうだな。楽しみすぎる。俺たちのパーティランクがSですき焼きがSS。天ぷらはSSSになったら天ぷらの勝ちだな。」
「そうなるね。戦いを仕掛けてくるかもな。」
「ですね。」
〜翌日〜本当に天ぷらは勝負を仕掛けることになった。勝負内容はおいしさ対決とのこと。
「これからおいしささ対決のルールを説明する。」
おいしさ対決ルール
1、人間界の大食い芸人を連れてきて10ポイント中でポイントが高かった方の勝ち。
2、両チーム3個ずつ品物を出す。
「以上がこの試合のルールだ。」
「なるほどね。これがルールか。」
「誰が出るかいう。」
「りょーかい!」
「1人目 カボチャ 2人目 さつまい 3人目 俺だ。」
「なるほどねー。」
「理由はカボチャはポイントが高くなりやすいことがわかった。」
「いやその情報どこから集めてんの?」
「感」
「は!?感で勝てると思ってるの?」
「思ってる。」
「こいつ頭おかしい。」
「まぁいい。この3人だ。」
「了解だ。」
〜寿司側〜今回の戦いは合同で出る。
「なに!?わかりました。」
「合同か。」
「てか合同ってどこと?」
「いやすき焼きに決まってんだろ。」
「あー!そうか。」
「頑張りますよー。」
〜1か月後〜
アナウンサー「とうとう始まりました!伝説の寿司・すき焼きVS天ぷらの対決だー!」
「めっちゃ緊張するな。」
「そうだな。」
アナウンサー「先攻は寿司のマグロ!」
「最初にマグさんがきたか。」
〜5分後〜
「いやめっちゃ美味しいですね。このサーモン。」
アナウンサー「マグロですけど?」
「あ!すいません!間違えました。」
芸人間違えてるじゃねーか。マグロとサーモン間違えるか!?
10点中7点!10/7
アナウンサー「これは厳しめの点数か!?」
「よし!低いぞ!いける。」
2番手のマグロは10/9
「いよいよ牛肉の出番だ。」
「結構モッさんで点数上げられたな。」
アナウンサー「3番手は牛肉!この番組の帝王の登場です!」
「うまい!うまい!!うますぎる!」
「これは高得点でてしまうのか?…」
「10点!」
アナウンサー「え!?10点が出ましたー!!!」
「まじか…切り替えていくぞ!!」
「はい!」
アナウンサー「後攻は天ぷらです!」
「一番手はカボチャ。」
アナウンサー「おっと!?8点出ましたー!!すごいぞ!マグロをこえた〜!」
「よし!よくやってくれた玉ねぎ!」
え!?さつまいもなに言ってんの?どうみたらたまねぎにみえる?どうみてもカボチャだが?
「あ!ごめーん!カボチャだった。」
いや今気づく?
アナウンサー「次はさつまいもです!」
アナウンサー「おいしく食べますねー!結果はどうだ?」
「9点!!」
「よし!ナイスすぎる!」
「よくやった!マツタケ!」
え!?カボチャもなに言ってんの?どっちも間違えてるけど?
「あ!ごめーん!さつまいもだった。」
いやまた同じタイミングで間違えたって言ってるし名前以外全部同じ言葉だし。
アナウンサー「次はリーダー!エビだ!」
「よし!頑張っていくか!」
「頑張れ!」
「頑張れよー!」
「俺はこのパーティを作って幸せになったな。」
アナウンサー「10点を出さないと勝てない場面だ!10点を出せるのか!」
じゃんじゃん!!!
アナウンサー「10点だ〜!!!」
アナウンサー「天ぷらまさかの勝利ー!!!ここに新しい勢力が誕生したー!!」
「やった〜!」
「ナイス!きゅうりー!」
「いやちげーよ!今までずっと他の人の名前も間違えてたけど我慢して心の中でキレてたけど。もう我慢できなくなったわい!」
「あ!そうなんだ!そういえばさつまいもだった!「
「いや毎回ちょっと遅れるじゃん!」
「みんなエビを度上げしよーぜ!!!!」
「それいいな!!」
「せーの!」
「えい! えい! えい!」
俺はこの天ぷら達とこれからも戦っていく。
〜寿司・すき焼き〜
「あー!負けちゃいましたか。」
「エビを追放しなければ…」
「まぁ仕方ない。俺はそれよりすごく強い軍団と戦えるのを嬉しく思ったぜ。」
「そうだな。エビに会いにいくか。」
「あぁそうだな。」
〜5分後〜
「エビー!」
「あ!マグさんとモッさんと牛肉」
「こんにちは」
「いい戦いだったね。」
「そうですね。」
「エビにあえて良かったよ。これからもライバルとして戦っていこうね!」
「そうですね!」
「これからもよろしくお願いします!」
評価・ブックマーク・感想お願いします!
12ポイント入れてくれたらすごく感謝します!