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魔法2

どうやら、レイが住んでいるのは小さな村のようで、着いた学校は小さな小屋みたいだった。

生徒数も多くなく、全校生徒を合わせて30人程度で、全員が同じ教室だ。

顔見知りが多いからなのか、僕が小学校入学の時に感じた様な緊張は感じられない。互いに挨拶をする等している。


「は〜い、静かにするですよ〜」


幼女だ。


幼女が入ってきた。


3歳位の幼女が入ってきた。



教室がシーンと静かになる。

それもそのはず、その幼女の手には醜い化け物の生首が掴まれていた。そして、服には化け物の返り血であろう物がかかっていたのだ。


「皆さん席に着いてくださ〜い。授業を始めるです。」


幼女は可愛らしく、年相応に微笑んでそう言った。

生首を教壇の端に置くと、トテトテという感じで教卓までくる。


「えぇっと、まずは、初学年生(しょがくねんせい)は入学おめでとうございます。」


ペコッと頭を下げる。


「ここでは、『魔法』、『武術』、『座学』を学んで貰います。つまり、生きていく術ってやつですね。学年は下から順番に、『初学年』、『下学年』、『中学年』、『高学年』の順に別れていて、中学年と高学年に上がるには年末のテストに合格しないとだめですから、頑張ってくださいね。サボっちゃだめですよ〜?」


幼女は浮遊し、黒板にスラスラと書きながら説明した。

そして最後に、『ペネーム』と書いた。


「遅れました。先生の名前はペネームって言います。専攻は身体強化(ストレンジザボディ)です。よろしくお願いするです。」


また、頭を下げる。


「じゃ、端っこから自己紹介してみるですよ〜、はいっ、そっちからです!きり〜つ!!」


ペネーム先生に指刺された生徒から立ち上がり、自己紹介をしていく。


「僕はフォラン。得意は変身能力(トランスフォーメーション)。高学年だ。よろしく。」


「私はジーン!剣術と熱量操作(カロリーオペレーション)が好きなフォランと同じ高学年だ!よろしく!」


「フランです。接触分析(サイコメトリー)と座学が得意です。中学年です。よろしくお願いします。」


ついにレイの番になった。


「初めまして、レイです。魔法が得意です。よろしくお願いします。」

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