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4S  作者: 半信半疑
26/101

25 イチゴとクリと・・・

 イチゴは誇らしげでありました。


「私が一番輝いているのだわ」


 イチゴは、ショートケーキの上にいるイチゴでした。自分が一番輝いているのだとそう思い込んでおりました。


 そこにやってきたのが、モンブランの上にいるクリです。


「あら、私だって主役ですわよ」


 まさに、白い山の頂き。一級品の輝きを放っています。

 その姿を見れば、クリが自らを誇る気持ちにも納得がいくというものです。


「私の赤が目に入らないの? 赤色は、全てを魅了する情熱なのよ」

「おほほほ。私の落ち着いた品格を放つ茶色が見えませんの? これだから情熱派は…」

「何ですってぇ?」

「何ですの?」

 

 二人が言い争っていると、また誰かがやって来ました。


「お待ちなさい。そうカリカリしていては、素晴らしい色合いが台無しよ?」

「「あ、あなたは!」」




※お好きなケーキを思い浮かべてください。


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