約束
掲載日:2026/11/02
記憶の中の色は暗かったり、赤かったり、薄暗かったり。
友達相手なら「電車が混んじゃって」とごまかせた。
教師ならちょっとだけ「おまけ」してくれたりした。
愛想の好さには自信があった。
ネコを被って微笑むだけで女神すら許してくれるというのに。
角を曲がった瞬間に手を放す。
1分だけの駆け足。
16時59分
6年後に「おとうさん」と呼ぶ人の視線はあの日も痛かったっけ。
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これもXに投稿した短編。気に入ってるのでこっちで保存。
文字数が足らないと怒らりたので後書き補足。




