プロローグ
時々ふと思うことがある。この世界は、どうやってできたのか。この世界の作ったのは誰なのか。はたまた存在しないのか。そもそも、世界って一つだけなのか。そんなことを考えながら、今日も瞼をとじる。
朝、カーテンを開くと、光が一気に入り込んでくる。太陽の光に照らされて、ほこりが宙に舞っているのがみえる。コップ一杯の水を飲んで、顔を洗う今日をいつもの一日が始まった。
俺は、四月一日牡丹。今年で、26だ。特筆すべき点も特にない普通の社会人、、じゃーない。
そう、俺は警察その中でも公安で仕事をしている。公安の仕事は、テロ対策やスパイ活動の防止など、様々だが、俺は特に、テロ対策を担当している。まー暴力団の監視などだ。自分でいうのもなんだが、俺はメンタルが強いもうだと思う。なんのとりえもない俺がこの仕事にスカウトされた要因の一つでもある。公安がメンタル強いだけで務まるのか?結論務まらない。他の同僚は、みんな五感が優れていたり、記憶力が異常だったりするが、俺は特になし。やめたいと思ったこともあったが、意外と仕事の緊張感が心地よく感じる時もあるので、何とか続けている。と、そんなことを言ってる間に支度が完了。
「いってきます」
だれもいない部屋に声が響く。散らかった漫画やごみを無視して俺はガチャっとドアを閉めた。
警察署の地下。厳重なドアが部屋。ここが公安の対策室だ。パスワードを入力して、ドアをあけると、ここに来る途中の静けさがうそだったかのように騒がしくなる。ペンを同僚に投げつけている奴や、朝から、さっそく上司に怒られているやつ。自分のデスクに座ろうとすると、同僚の石田瞳が話しかけてきた
「おはよう」
「おはよう」
俺も何気ない返事をして、仕事を始める。朝から事務仕事かよ。今日も何気ない一日が始まった。