アルハラ、ダメ、絶対
※アルハラに関わらず、ハラスメントは絶対にやめましょう。
ホープライトラボのある部署では、大成功を収めて大喜びしていた。
「やった!所長さんも喜んでくれていたぞ!」
しかし、この成功を素直に喜べない人も確かにいた。
なぜならこの部署、ハラスメントが横行している部署なのだ。しかも成果は出しているから所長であるスズエも手出しできず悩んでいるぐらい。
この時も、飲み会に行こうという話になってしまう。その話で定時になった。
「騒がしいね、どうしたの?」
そこにスズエが顔を出した。ほどほどにしろ、と言いたいらしい。
「あ、所長さん!一緒にどうですか!?」
部長はご機嫌に誘う。しかしスズエは一つため息をついて、
「悪いけど、断るわ」
はっきり断った。いつもなら少しだけでも一緒に行ってくれるため驚いていると、
「だって、あなた達アルハラするでしょ?嫌だよ、そんなことする人と行くの。それで何回相談が来てると思ってるの?」
きっぱり言い切る。
「あ、あの、所長さん……」
その相談をしていた女性社員がスズエを呼ぶと、ニコッと笑って、
「君は私達と一緒に飲もうか。お酒、飲みたくなかったら無理しなくてもいいからね。おつまみだけでも食べていきな」
うちの兄貴が作るおつまみは絶品だよ、とスズエは彼女を連れて行ってしまった。
女性社員は食堂でスズエやエレンと一緒に座る。
「あ、あの、私、場違いじゃ……」
「大丈夫大丈夫、愚痴なら聞いてあげるよ」
はい、と渡された飲み物は彼女の好きなジュースだった。
「いつも兄さんと一緒に愚痴を言い合っているんだ」
いたずらっぽく笑う所長に、彼女は安心した表情を浮かべた。




