情報屋の仕事(ユウヤの場合)
ちゃんと上司をやっているスズエと部下をやっているユウヤが書きたかった……。
「スズエさん、こんな依頼が来たんだけど……」
ユウヤがスズエに紙を持ってくる。それに一通り目を通し、
「なるほど……ユウヤさん、任せていいですか?」
「うん、大丈夫だよ」
どうやら彼女は自分が適任だと判断したらしい、ユウヤはコクッと頷いた。
「どんな手を使っても構いません。必要なら天竜組や拷問士の人にも協力してもらっていいです」
「了解」
ユウヤはまず、ハッキングで必要な情報を得る。そのあと、自分の足でキャバクラまで向かった。
「すみません、アトーンメント直属の部下のシルバーというものですけど……」
店主に事情を説明し、そこでしばらく裏方で働かせてもらう。ある日、ターゲットがやって来て、気付かれないように内容を聞く。
(……なるほど)
こいつはクロだと判断し、ユウヤは店主に今までの礼をした後、スズエに報告した。
「了解、早く依頼者に渡してあげて。それから、天竜組は管轄外だから拷問士の方を紹介してあげたらいいよ」
「分かった」
指示を仰いだユウヤは依頼者にそう報告した。そのあと、拷問士の人にも連絡しこの依頼は終わった。




