クリスマスイベント
一日遅れのクリスマス。
お出かけイベントを書いたので出すタイミングを失いました、すみませんでした(お前はバカなのか?)。
レイさんと結ばれている前提の話です。本当に幸せになれよ……。
「……何やってるの?」
十二月、何かをやっているシンヤとアイトにスズエは声をかけた。
「何って……」
「今月、クリスマスがあるじゃん」
「あるけど」
「だからクリスマスツリーを持ってきた」
「どこにも置けないんだけど?」
いくら広い家であってもそんな大きなツリーなんて置けない。少し考えて、「……研究所に置こうか」とため息をついた。
「いいのか?」
「家に飾れないからね」
そこまで大きなクリスマスツリーはもはや企業向けだろう。
それをそのまま、研究所に持っていくと「大きなツリーですね!」と社員が集まってきた。
「みんなで飾りつけしようか」
そう言って、みんなで飾りつけを始めた。
「スズエ、これどこにつけたらいい?」
「レイさん、それはここにつけていいと思いますよ」
スズエとレイは所長室で小さなツリーに飾り付けていた。
「……こうして誰かと一緒に飾り付けるなんて、一生ないって思ってたよ」
「私もです。こんな幸せ、現実なのかなって時々思っちゃいます」
二人は頬を染めながら、優しく笑った。
クリスマスの日、所長からプレゼントが配られた。中身はシンプルなハンカチだ。
「大事にしますね!」
喜んでくれたようで何よりだとスズエは胸を撫でおろす。
その夜、家でパーティーが開かれる。エレンとスズエが腕によりをかけて豪華な料理を作り上げていた。ランとユウヤはケーキをはじめ、デザート系を作った。
「やっぱりおいしいな」
シルヤが笑う。ビンゴ大会に王様ゲームに……ゲームもして十二時過ぎになる。
そのあと、明日片付けようとみんな部屋に戻る。
「楽しかったですね」
「そうだね。スズエも楽しんでくれたみたいでよかったよ」
レイが笑うと、スズエに紙袋を渡した。
「これは?」
「クリスマスプレゼント。それ、欲しがっていたでしょ?」
中身を開けると、ネコのぬいぐるみが入っていた。
「……ありがとうございます。でも、私、通販で買っちゃったから明日届く予定で……」
「あぁ、いいよ」
レイはスズエの顎をクイッと上げて唇を重ねる。
「ここにいいプレゼントがあるからね」
「……ばか」
頬を染めたスズエに微笑み、レイはそのままベッドに沈めた。




