レイと結ばれていたら
そのままです。
レイの妹が出てきます。この子はランとは血が繋がっていません(レイとランは父親が同じというだけなので)。
研究所にレイの妹が見学に来た。どうやら兄と同じ職場に行きたかったらしい。
「それにしても、お兄ちゃんが早く結婚するなんて思っていなかったよ」
「それはどういうことかな?」
所長であり義姉であるスズエを待っている間、そんな話をしていると突然の失礼な話にレイは苦笑いを浮かべる。
「だって、お兄ちゃんの話すことって難しいんだもん」
「それは否定しないけど」
「しかもスズエさん、美人さんだし!」
久しぶりにそうやって話していると、ノックの音が聞こえてきた。
「ごめんね、待たせちゃって」
入ってきたのはスズエだ。しかし最後に会った時より変わったことがあった。
「あれ!?おなか大きいけど、まさか……!?」
「あー、九月に生まれる予定だよ」
「おめでとー!」
そして妹はレイの方を向く。
「子供出来たなら教えてよー!」
「いや、だって生まれてないし……」
レイは戸惑ったように告げる。
「お母さんたち、楽しみにしてたんだよ!孫まだかって。男の子?女の子?」
「男の子だよ」
「お母さんに連絡するね!」
「ちょっと、まっ……!」
止める間もなく、妹が電話をかけた。
「あ、もしもしお母さん?実はね……」
「こら!」
その姿を見ていたスズエは、仲いいなぁ、なんて思っていた。




