37/756
ドリンクサーバー
本当にこの双子はボケが似合うな……。
そしてユウヤさん、諦めないでくれ。ランの胃に穴が開く。
「スズエさん!ドリンクサーバーがありますよ!」
キナが興奮気味に伝えると、スズエは目を輝かせた。
「本当か!?味噌汁ある!?」
「いやねぇよ!」
突然のボケにランがツッコミを入れる。
「コンソメスープはあるか!?」
「あると思ってんのか!?」
シルヤも目を輝かせている。なんなんだこの双子は。
「わーい。コンポタがあるー」
こちらはツッコミを放棄した男、ユウヤである。
「ユウヤさん諦めないでくれ!」
オレ一人じゃこいつらの相手は荷が重すぎる。
その言葉は喉奥にしまっておいた。
(……胃がいてぇ……)
「大丈夫?ラン」
「……あぁ、大丈夫だ、兄さん」
レイに気を遣われ、ランは頷いた。彼の胃に穴が開くのは時間の問題かもしれない。




