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マジメにやれ
本当にスズエが珍しくツッコミ役になった回。
これにはユウヤとランとレイもニッコリ(なお、そのあとすぐにボケ役になる)。
突然だが、ケイとタカシが火花を散らしていた。
「何があったんですか?」
レイが尋ねると、二人は「スズエ(スズちゃん)の取り合い」と答えた。
「はぁ……なんでそれでケンカを……?」
「どっちがふさわしいか決着つけたかったんだよ」
「ずっと一緒にいた俺の方がいいに決まってるけどねー」
「んなわけねぇだろ」
うわ巻き込まれたら面倒なやつだ。
レイとランはすぐに悟った。
そこに、入ってくる人間がいた。
「おや?詳しい話を聞かせてほしいですね」
「誰が、スズエさんにふさわしいだって?」
そう、エレンとユウヤだ。二人は黒い笑顔を浮かべていた。
「私達に勝ってからおっしゃってほしいですね……」
「ボクも本気でいかせてもらうよ」
「マジメにやれ!命かかってんだぞ!」
スズエがツッコミを入れる。
「うおっ!?スズ姉が(この世界では)珍しくまともだ!」
シルヤの言葉にスズエはニコッと恐ろしいほどきれいな笑顔を浮かべた。




