表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DEATHGAME ~chaotic world~  作者: 陽菜
29/756

からかいがいのある少女

レイさんがスズエをからかっています。

恥ずかしさで顔を赤くするスズエちゃんを書きたかった……。

 レイがロビーに来ると、スズエがソファでパソコンをいじっていた。

「あれ?レイさん、眠らないんですか?」

「君こそ、大丈夫なの?」

「ここまで調べたくて……」

 レイが隣に座る。スズエはカタカタとパソコンで何かをしていたが、

「……疲れた……」

 レイの耳に、小さな言葉が聞こえてくる。疲れるのも仕方ないと思う。彼女はまだ女子高校生なのに、率先して導いてくれるから。

「……ギュッてしてあげようか?」

 からかう目的でレイは尋ねたが、スズエは「ん……」と両腕を開いた。相当疲れているらしい。

(いいのか……)

 これはもう少し言ってやらないと。

「スズエ、知ってる?

 女の子は抱きしめられると安心感があるみたいだけど、男は性的興奮につながるみたいだよ?」

「え……?」

 それを聞いたスズエは顔を真っ赤にした。レイはニコッと笑う。

「じゃあ、抱きしめてあげるね」

「だ、だだだ大丈夫です!」

 うーん、からかいがいがある。

 慌てているスズエを見て、レイはクスクスと今度はどうやってからかおうか考えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ