ギャグ やめたげて
昨日の続きです。
エレン、それは一番傷つくやつだからやめなさい……。
その映像を見て、みんなが固まる。
「……えーと。俺達が助かったのって、スズエのおかげだったんだね……」
レイがあえてコウシロウの言動には触れなかったのだが、
「大人の男性があんなこと言うなんてねー!しかも娘の前でー!」
「本当に笑うよねー!」
マイカとユミが大爆笑しながらそう言った。相当恨んでいるらしい。
(俺が触れなかった意味!)
そう思わなくもないが、こればかりはコウシロウの自業自得なので何も言えなかった。何なら本当はレイも後悔させてやりたかったぐらいだから。
「あれ、マジなのか……?」
「これがわたしのお父さん……」
「そこ、引かない。お前ら俺の子だよな?」
シルヤとアカリがドン引きする。この時点でコウシロウのライフはもう瀕死状態である。
「結構ノリノリだったぞー……映っている以外にもいろいろやってた……」
「もうやめて。オーバーキルになってるから」
スズエが苦笑いを浮かべながら言うと、ユウヤがそれを止めた。
ポンッとエレンが父の肩を叩く。その目は憐れむようなものだった。
「やめろエレン!そんな目で見るな!父さんが悪かったから!」
こっちの方が精神的大ダメージである。
子供達にドン引きされ、立ち直れなくなりそうになっていた父だった。




