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さすが守護者の鏡
反応が早すぎる(汗)ユウヤはともかく、あとの二人はそれを仕事で発揮しなさい。
「疲れた……水族館に行きたい……」
スズエが呟くと、ガタッとユウヤとアイト、シンヤが立ち上がった。
「うん反応早いね君達」
ここまで来るといっそすがすがしい。
「チケットの予約をしておくよ。明日でいいよね?」
「すごいあのアイトがテキパキしてる。それをいつもの仕事に生かしてくれ」
「ボク、兄さんと一緒にガソリン入れに行くついでにいい食事場所とか予約してくるね」
「おう、行くぞユウヤ」
「さすがスズエ狂信者、行動が早い」
本当にこの守護者達は……。
「兄さんはスズエによからぬ虫が寄り付かないよう鍛えてきます」
「オレも付き合うぜ、兄さん」
「待て待て待て」
この二人はシャレにならない。
(スズエの一声でこうなるんだなぁ……)
本当にこの人達はスズエが大好きである。