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お前、ユルサナイ……
ケイさんが守護者勢にボコボコにされそうになっています(笑)
スズエが怪物を倒していると、ケイがジッと見ていることに気付く。
「……なんですか?何かついてます?」
「いや、ねぇ?」
ケイがニコニコしている。なんだろうと思っていると、
「スズちゃん、今日の下着青なんだね」
その言葉と同時に、スズエは顔を真っ赤にしながらスカートを抑えた。
「ば、ばばば馬鹿!変態!悔い改めてください!」
「おー、罵倒のレパートリーが少ないねー。さすがお嬢様」
「あ、あああアイトくーん!」
涙を浮かべながらフロアマスターを呼ぶ。どうやら相当傷ついたらしい。
しかし、さすがに来るはずないと思っていたのだが。
「どうしたの?スズエ。この変態にいじめられた?」
アイトが駆け寄る。まさか来るとは。こいつ、スズエ狂信者だな?
「アイト、協力するよ」
「お願い、ユウヤ」
あれ?この子味方だったよね?
スズエ狂信者は敵に回してはいけない……とケイは身を持って知ることになった。