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コーヒーブレイク
昨日の続編です。
エレンとスズエがコーヒーを飲んでいるだけ。
目的地に着くまで時間がかかるため、いったんパーキングエリアに止まる。
「少し休憩しましょうか」
そう言って、全員降りる。各々自由に過ごしているのを見ているエレンの前に、アイスコーヒーが渡された。
「ん、兄さん。アイスでよかったよね?」
「ありがとうございます、スズエ」
どうやらスズエが買ってきてくれたようだ。それを受け取り、スズエと一緒にコーヒーを飲む。
「さっきはキナとナコにミルクティーを買ったんだ」
「そうだったんですね」
二人で話していると、「俺達も混ざっていい?」とレイとラン、ユウヤが聞いてきた。
「もちろん」
「ありがとう」
三人も座り、話に入る。
「それにしても……ユウヤとスズエはカフェイン中毒一歩手前じゃない?」
「そうですか?」
「だって、いつもコーヒー飲んでるじゃん。しかもかなーり濃いめの」
「……どうしよう、否定できなかった……」
「私も……」
「気を付けないといけませんよ?」
そんな会話をしているうちに、集合時間になった。