アゼリア大陸での異変
趣味で書いているので温かい目で見守ってください。
アゼリア大陸西部にて
アゼリア大陸の保安官視点
「とりあえず警官はどれくらい集まった?」
「保安官を含めて100名ですね、あと応援として自警団からも200名来ます」
「ふむ、300名くらいか…」
「中隊ができますね」
(補足 ゲームでは300名ぐらいを1個部隊にしており、20個部隊の場合は6000名ぐらいになるなど旅団並に行動できる)(トータルウォー知ってるならわかる知識)
「難波船から何か連絡あるか?」
「いえ、さっき見にいったやつに言うとこちらを警戒して武装してるらしいです」
「そうか……とりあえず使者ぐらい遣わそう」
同じ場所
ある事情で船で目的地を決めず難破して、ここに上陸した人々を束ねる船長視点
「一体全体ここは何処だここ!?」
「船長!地図などの資料を見る限りここは一切載ってない土地だと結論付けられました」
「それは本当なのか?ここが迫害してきた糞どもが知らないところと?」
「ええ、そうです長老たちもこれには驚いてます、ですがここには最初から住んでいる人もいるらしいです」
「そりゃ見りゃわかる、あそこに立ってる奴らが人じゃなかったらぶっ飛んてるぞ」
「まぁそうですが……」
「船長!船長!」
「なんだ?!」
「ここに居住している人々から使者が来てます、どうしますか?」
「……………会う」
同じ場所
保安官視点
「で、その難波した奴らは交渉を承諾したか」
「ええ、ですが……」
「なんだ?」
「実は人間だと思った難波船ですが変でして」
「変だと?どうゆうことだ」
「黒いのは良いんですが、みんな美男美女でして、あとなんか耳が尖ってますね」
「ニグロなのはわかるが、美男美女で耳が尖ってる???なんだそれ?」
「ええ、ですから色々と違和感があると思いますが失礼のないように保安官、難破船にいるのは私の勘ですが異民族でこちらの常識が通じない者たちと思われます」
「なるほど……これを総督府に連絡しとけ」
「了解です」
同じ場所
船長視点
「ではこちらのテントへ」
「ありがとう」
テントを入るとそこには真ん中に居座っている険しくそして剣などで武装してる騎士?らしき人がいた(鎧は着てはいないが)
「どうもケルニアフォルス州ジャガン郡の保安官をやっております『リアム・リジル・デッカード』です」(保安官というのは貴族の爵位か何か?姓があるのなら、じゃあ貴族か?)
「こちらこそ遠く離れた地から来ましたこのカオス・エルフ族族長にして、船の船長をやっております『二ラバ・ラムス・クラーフ』です」
「どうもエルフと言いましたが、エルフであれば白い肌であることが特徴ですが貴方達は……」(我々を知らない人間もいるんだな……)
「まぁなんて言うかそのエルフの亜種と思えばよろしいと思います」
「なるほど、ということは寿命は長いのも」
「同じですね」
「そうですか…………とりあえずですがこの地に来た理由は言えますかね?」
「理由なんですが、これに関しては私達目線なので独断と偏見みたいに見られると思いますが、実は迫害されてまして……」
「迫害?まぁなんとまぁ重い話ですね、とりあえずカオス・エルフ族の人数はわかります?」
「あの船は本来300人の定員なんですが、定員以上、要するに全員引き連れて1000人ぐらいいますね」
「1000人?!あの船で?どうやった船が落ちなかったんですかそれ」
「まぁそれは魔法なので補強をしてればなんとかなる感じでして」
「力技じゃありませんかそれ……まぁいいですね、とりあえずその船から降りて、近くの無人の土地がありますからそこで一旦居住してください、あとこれも総督府に言いませんとね」(総督府?)
「デッカード保安官?総督府というのは?」
「総督府というのはこのアゼリア大陸を統治している政府ですね」(アゼリア大陸……この地はそういうのか)
「あとデッカード保安官、その『保安官』というものは貴族の爵位か何かでしょうか?」
「いえいえ違います、違いますというか血筋はサヴァール公爵家と繋がってますが私はただの平民です、あと保安官というのはこの地の治安維持と司法を司る役職です」(貴族ではないことはわかったがサヴァール公爵とかいう聞いたことのない貴族が出たぞ、それに公爵だ、血筋があるのだからそれぐらいコネもあるはず……)
「あのクラーフ族長、疑問だったんですが私達の言葉わかるんですか?」
「言葉?あ……なるほどそれを疑問にしてるということは魔法の『同時翻訳』を知りませんか……」
「同時翻訳という言葉を聞くにあなたの言葉と我々の言葉が自動的に聞きやすいものに置き換わっているというやつですか?」
「ええそうです」(やっぱり公爵家の血筋を持つから地頭が良いですねデッカードさんは……)
「なるほど、そんなものがあるんですね……」
「デッカード保安官殿ご連絡があります!」