管理職自身のマネジメント
目を覚ますと時計は土曜の18時を示していた。
「え?」
社員全員が豚顔化や食欲・睡眠欲・性欲が豚化している状況への対応策を考えて眠りについたのが確か金曜の23時頃。
休日だから目覚ましをセットしていなかったとはいえ
そこから一度も目を覚まさなかったのか?
気がついていないだけで二度寝、三度寝があったかもしれないが本当に記憶にない。
これはやはり睡眠欲が豚化しているせいだろうか?
まいったな(;^ω^)
とは思いながらもこんなに寝たのは久し振りで気持ちいい。
このところ管理職のストレス等でまとまって寝れなかったからな。
ちょいと遅くなったけど行動開始だ。
シャワーを浴びて体を洗う。
鏡にうつっていたのは豚みたいな醜い私。
顔は養豚場の豚と遜色ないし、食欲のせいか顔や腹に脂肪もだいぶついている。(こうなる前の木曜夜に比べて7キロ増で更に空腹を感じている)
思わず鼻から息を吸うと豚鼻が鳴ってしまう。(制御できない)
二足歩行であるので外ではマスクを装着していれば何とか人間として誤魔化してやっていけそうだが、それ以上の豚化(四足歩行とか知能低下)になったらどうなるんだろうな・・・・。
先々への不安を感じながらも私は呟いていた。
「あー、彼女とか結婚相手とか欲しい!」
読者「こんな醜い容姿になって何を言う!」
と指摘が入るかもしれないが、偽らざる気持ちだ。
性欲の豚化の影響もあるだろうが、私は強く女性を欲していた。こんな容姿になる前の何倍も。
鏡にうつる醜い豚人間を見れば見るほど哀れになってきて独り言が多くなる。
「誰かと一緒になれずに、ずっとこの容姿って考えると気が狂いそうになるな。」
「管理職のストレスだとか忙しさとか言い訳せずに彼女づくりをしておけば良かったな。」
「こんな顔になってからじゃあ、難易度が段違いだろうしな。」
終業後、オフィスで豚のように鼻息荒く愛し合っていた豚顔の社員達。醜い豚顔どうしで人目を憚らず本能のまま豚のように愛し合っていてキモいと思っていたが、今ならその気持ちがよく分かる。
「可愛いなんて贅沢言わない。超絶ブサイクでもいいから、一緒にいてくれる女性が欲しい!」
ここで作品世界から離れる。
管理職が行うマネジメントというと会社をいかにうまく回すかということで、社員のマネジメント、業務のマネジメントが主にはなってくる。
・社員が力を発揮できるようにするにはどうすべきか
・無駄な業務はないか
・時間のロスが無いように仕組み化できないか
等である。
そんな中、忘れがちだが管理職自身のマネジメントも大切である。
なぜなら管理職がメンタルを病んでしまって使い物にならなくなれば、まともな管理ができなくなり、結局は会社の業務に影響を及ぼすからだ。
そうなっては更に面倒なことになる。
だから管理職でも適度にテキトーでいい。
当然のことだが管理職も24時間いつでも働いていたり会社のことを考えているわけではない。(作者の場合はどんなに長い日でも12時間程度)
休日の呼び出し等もなくはないので一般社員よりは息を抜けないのだが、それまでの話。
必要以上に、会社に身を捧げる必要なんてない。
じゃないと病んでしまうからね。
今回はこんな終わり方だが、とにかく管理職とはいえ、
つぶれないような管理職自身のマネジメントが大事だ!
精神面、体力面ともに。
今回は管理職自身のマネジメントというサブタイトルで普段自分が思っていることも加味しながら書きました。
この作品(全社員が豚顔化〜いろいろな性質が豚化しても会社を何とか回すのに奮闘する管理職)だけでなく
時折、管理職エッセイのようなものを書いている
豚化萌えという作者について皆様にはどのように見えていたでしょうか?
ひょっとしたら社畜に見えていた人もいるかもしれませんが、今のところそこまでではありません。
今後もそうはならないように適度にテキトーでいきたいとは思っています。
ストレスたまってきたなって時には、肉体的にも精神的にも充実させましょう。それこそ、この作品のように全社員が醜い豚顔化したらどうなるか?とかシミュレーション(?)してみるのも良いことだと思います。
会社の妄想じゃ社畜っぽい(?)から
会社を離れた発想で、
家族全員が醜い豚顔化とか、クラス全員が醜い豚顔化とか
日本人全員が醜い豚顔化とか考えるだけでいいんですけどね。
いや〜、豚顔化の妄想が広がるな〜。
作中でも醜い豚顔と何度も表現しており豚を見下しているように感じられるかもしれませんが、
私自身、来世があるなら豚として産まれてきたい!
養豚場の豚とか、醜いし臭いしでマジで憧れる〜って感じです(頭おかしい!)
そんなアホなことも考えながら、管理職に限らず自分自身をマネジメントしていきましょう!