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全社員の容姿レベルが同じ(特にブサイク寄り)だとコミュニケーション量が活発になる気がする

更新できる時に更新します。

「ちょっと、何でいつもデータ処理が遅いのよ!早くしなさいよ!(怒)」


「そちらこそ、実績報告が遅いんだからムチャ言わないでよ!(怒)」


「誰?〇〇さん(お客様)の対応したの? ちゃんと情報共有してくれなきゃ困るわよ!(怒)」



 などなど・・・・・・・・・・・。


 メンバーのほぼ全員から怒号がとんでいる。


 いつもの5倍以上の怒号を感じる中、これは何とかしなければいけないだろうなと思った課長の私は、部下達を覗き込む。


 さぞ、殺伐としているかと思いきや、それぞれのメンバーは笑みがあり楽しそうだった。


 私(醜い豚顔)「何で今日はそんなに口論してるんだ?」


 40代女性社員(醜い豚顔)「いやだって、〇〇さんの仕事の報告がのろすぎて、こんなんじゃこっちも仕事できないからですよ。今までは若い新卒の子が入ってきたから、少しのミスぐらいって思ってたけど、もう4か月めだし、それに見た目も醜い豚顔になっているしでもう遠慮しなくてもいいかなと。」


 新卒女性社員(醜い豚顔)「今までそんな風に思っていたんですか?」


 40代女性社員(醜い豚顔)「そうよ、だってあんたトロいから。」


 新卒女性社員(醜い豚顔)「言い返すわけじゃないですけど、〇〇さんも仕事の依頼が急すぎますよ。自分でスケジュール管理ができないんじゃないですか?だから若手にしわ寄せが来るんですよ。」


 40代女性社員(醜い豚顔)「なにおー!!」



 てな状況ではあるが、皆イキイキとしている。



 新卒女性社員(醜い豚顔)「今まで言えなかったことが言えてすっきりしました。」


 40代女性社員(醜い豚顔)「私もよ。今までは若い子に気をつかって遠慮していたけど、今はお互い醜い豚顔になっているわけだから、お互い指摘しあって高めていけるかなと。」


 新卒女性社員(醜い豚顔)「いっぱい指摘して下さい。その分、直すので。」


 40代女性社員(醜い豚顔)「ありがとう。私にも指摘よろしくね。」


 ということで、

 全員が醜いブサイクな豚顔になることで、遠慮がなくなり

 それまでは隠れて言っていたであろうお互いの陰口を言うことなく、その場で発散し、より良いコミュニケーションが取れるようになっていたようだ。



 当然、以前よりも課内だけでなく社内のコミュニケーションは円滑になり、業績も好調になっていく兆しがみられた。



 これで終わりならば、全社員がナゼか醜い豚顔になったけれども社内コミュニケーションが円滑になり、業績が好調で管理職としては言うことなしだったのだが、新たな問題が浮かび上がってきた。




 時計は11時45分、もうすぐ昼休みを迎える。

豚化小説書くの楽しすぎますね。


明日の朝起きたら、醜い豚顔とか醜い豚になっているといいなとかアホなことを思いながら日々の仕事を頑張る作者であります。



本当、豚になりた〜いブヒ!

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