プロローグ『はじまり』
どうもタケリですこの物語の主人公は信哉となっております
わかりずらくなってしまって申し訳ありません。次話『第一話』からは分かりやすくなるのでご了承ください
「俺らは鼠だ何でも食らう、この世の全てを食らってしまおうか。この腐りきった人間、機関、世界を!!!」
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「続いてのニュースです、昨夜東京都八王子のマンションで男性が頭から血を流して倒れているのを近くを通りかかった男性が発見しました。男性は病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。警察は事故と事件両方の可能性を考え捜査を始めました。続いての.....」
「どうして人って死ぬんだろう、俺は死んだことないからわかんないや。ねぇねぇ彩乃、死ぬって何?どうやったら死ぬの?彩乃は死んだことある?」
「あんたねぇ私が死んでたら今ここに私はいないわよ?てかあんたの目は『ゾンビ』だとしても私の目は『節穴』私があなたに対して目を使ったら簡単に死ぬわよ。分かったらこんな話はやめておくべきよ。」
「彩乃ちゃん、ノブ、そんな物騒な話はやめようぜ。俺らはこの会社『瞳の使者』のチーム《ANONI》のメンバーなんだから。てかそんなことよりも彩乃ちゃん君の目は本当にきれいだね。その真っ黒な瞳は EYESだって気づかれないし便利だよね。俺やノブは黄色や紫だから眼帯とかしないとすぐに気づかれちゃうもんな。」
「ニック、お前の目は『付与』だ、だからお前は眼帯しなくても自分に目の色が黒になるようにエンチャントすればいいから関係ないだろ。俺は目は紫だしエンチャントもできないからばれやすいんだよ。てか眼帯と言えば隊長の一人獅子野さんなんでいつも右目を隠さずにもう片方の目を隠すんだろう?俺もニックも彩乃も能力は右目にあるはずなのにな」
「あの人の目は確か『移動』よね。あんなに綺麗で目立つ真っ白な目をあえて隠さないのはなんでかしら?あえて左目を隠してEYESじゃないって思わせるためかな?」
「どうだろうね彩乃ちゃんの意見もわかるけど案外簡単な理由かもよ。例えば実は獅子野さん目を二つ持ち合わせてるかもしれないよ?まぁ本来一人につき一つの目しか与えられないんだからそんなことありえないけどね。」
「ミナサン、目を使用して悪事を行う犯罪集団十二生肖の一つ『鼠の目』が新宿のとあるビルに現れて市民に攻撃しているとの情報です。至急用意をして確保に向かってください。またラットアイのリーダー鼠もいます気を付けて下さい。」スピーカーから指令が届いた俺たちの出番だ…
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