5話 門前での会話
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森を抜けると、日本では見たことが無いような立派な石壁がそこにあった。
驚きながらも進んでいると門らしきところに二人の男性がいた。
そのうちの一人はいかにも門番をやっていそうなおっさんで、もう一人は心根が優しそうな爽やかイケメンだった。
(流石異世界クオリティだな)
そんなことを思いつつ俺は門の前にたどり着いた
すると、門番の一人が話しかけてきた。
「おいあんちゃん、身分を証明できるものはあるかい?」
「ガルドさんいくら子供だからってちゃんと言葉遣いはちゃんとしないと!」
「いいんだよ、見た感じ貴族様でも無いし、俺もこんくらいのガキの時はこんなもんだったんだ」
「もし貴族の方だったらどうするんですか!」
「ん、まぁそん時はそん時だ! ワッハッハ!」
「まったく何考えてるんですか、本当にもう…すみませんうちの相方が」
(めちゃくちゃ、コントみたいだったなというか爽やかイケメンさんは苦労人だなぁ)
「いえいえ、見たとおり貴族では無いので安心してください言葉遣いもそのままで大丈夫ですよ」
「な、言ったろ、ウェル」
「だからって見た目で判断しないでください!」
「わかったよ、次から気をつける」
「そのセリフは聞き飽きました!!」
(だからコントしないでくれよ…笑いそうだよ)
「それで、身分証なんですが、森で魔物に襲われてしまって荷物をなくしてしまったんです。
ここで身分証を見せられない場合はどうすればいいですか?」
「魔物に襲われた?この辺はそんなに弱い強い魔物はいないはずなんだか」
「森に入って30分ぐらいのところにモリズリーがいたんです!」
「森ズリー?あれはもっと奥地のはずなんだがなまぁいいお前さんは嘘をついているように見えないから信じてやる」
「身分証はギルドに所属すれば発行できますから登録してから3日以内にまたきて下さい。3日を過ぎてしまうと衛兵が来て罰せられてしまうので気をつけて下さいね」
「わかりました、ありがとうございます!また後で顔を出しに行きます!それでは!」
「おい、あんちゃんちょっと待ってくれ、森ズリーのことくわしくおしえてくれぇか」
「わかりました」
俺は森であったことを二人に話した
「おいまじか、枝だけであのクマを殺したのか!」
「にわかには信じられませんけど、うそでは無いらしいので、信じるしか無いようですね」
「とりあえず、俺は村長のところに行って状況を伝えてくるウィルはここで門番を続けてくれあんちゃんは、俺と一緒についてきてくれないか」
「了解です、ガルドさん」
「わかりました。」
「じゃあ行こうかあんちゃん」
そう行って、俺とおっさんは村の中に入っていったのだった。
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