3話 始めての死闘
少し汚い表現があります。
申し訳ないですが、物語を自然にするために書いた表現なので許してください
俺は考え事をしていて気がついたら夜になりかけていたことに気がついた。
(まだ何にも準備できてないどうやって夜を明かそうか…)
今できる一番の対策を考える
1.木を集めて野営の準備をする
2.村が見つかるまで歩き続ける
3.この辺にとどまって寝ないで過ごす
4.木に登って夜を過ごす
まず2はないな
見つからなかった時のリスクが高すぎるし、
それに見つかったとしても言葉が通じなかったり
不審者と間違われて入れてくれなかったりするだろうし
1は準備に時間がかかる上に火を焚いていたところに生き物が群がって来かねない
3は4と比べたらリスクが高いから却下だな
だから無難なのは4かな
今日森を歩いてきた中で木の上にいる生き物を
見てないし
じゃあ、そのために行動しよう
考えがまとまった俺はすぐに行動を起こした
ちょうど近くに果物がなっている木を見つけたから、その気に登って様子を見よう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
体感時間で4時間ほど経った。
今のところ何も異常はなかった
強いて言うなら、眠気が増して来たぐらいだ
このまま朝を迎えられるといいけど…
ガサガサッガサガサガサガサ
(やばい、見事にフラグを回収してしまった)
なんであんなこと思ってしまったのかとすごく後悔している間に、一匹のグリズリーっぽい何か
現れた
(これは鑑定しておこう)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
名前:森ズリー 種族:魔物 熊系 性別:♀ LV.10
能力:
生命力20
体力30
力50
魔力12
防御力40
俊敏35
知力5
器用5
ユニークスキル:なし
スキル:鉤爪(D) 威嚇(C) はちみつハンター(B)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(これは、気づかれたら本当にやばい)
こいつのステータスを見た瞬間俺の背筋は一瞬で凍りついた
まず、レベルが自分よりも8も高い
それに名前が強力そうなスキルが2つある
はちみつハンターって言う可愛い名前のスキルもあるが、今はそんなことを笑っていられる余裕は俺にはなかった
俺の平凡な脳がフル回転する
(どうしよう、どうしよう)
半ば、パニック状態になっていた俺は失態を犯した
ボキッ
木の端が折れてしまった
森ズリーは上を見上げてを俺を視界に入れた
グルゥ! グルゥ! グルルルルゥ!!
森ズリーは俺が登っている木にタックルし始めた
(あぁ、もう、終わった)
俺は生きることを半分諦めた
すると逆に無心になって冷静な思考ができるようになっていた。
(どうせ、もう死ぬかもしれないんだから、最後まで足掻いてやる!!)
そこからの俺の行動は早かった。
近くにあった枝を何本もあって手に抱えた。
それを木の幹で削り杭のようなものを10本作った
そこから覚悟を決めて木から飛び降り杭を森ズリーめがけて差し込んだ
ギャイン!
森ズリーは痛みで仰け反り、顔を上げた
アドレナリン的なものが溢れ出していた俺は奇跡的にもその隙を流すことはなかった
杭を両目に差し込みそのまま胸に2本思い切り差し込んだ
すると、森ズリーは動かなくなった
(鑑定)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
名前:森ズリー 種族:魔物 熊系 性別:♀ LV.10
能力:
生命力0
体力5
力50
魔力12
防御力40
俊敏35
知力5
器用5
ユニークスキル:なし
スキル:鉤爪(D) 威嚇(C) はちみつハンター(B)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
森ズリーは、生き絶えていた
ホッとはした俺は股間から、急に湿りを感じた
(やばい、緊張が解けて漏らしちまった)
せっかく仕留めたのに最後が締まらない俺なのであった。
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