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1分で読める短編シリーズ

二人で食べるアイス

作者: 優木貴宏

「はい」


そういって彼は買ってきたアイスを私に渡してくれた。


買ってきたコンビニはそれほど離れてないはずなのにアイスはもう溶けかけている。


それほどに今日は暑い。


彼からもらったアイスは頬張ると冷たくて暑さをまぎらわせてくれる。


二人でゆっくりアイスを食べているこの時も蝉はよく鳴いている。


ただ、それほど鳴き声が気にならない。


何も話さなくても今この瞬間のこの場所は凄く居心地が良かった。


アイスを食べ終わっても私たちは何をするわけでなく、夏の情緒を感じていた、


どちらからともなくお互いの手を優しく握りながら。

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― 新着の感想 ―
[良い点] うふ、楽しそうですね。
2019/11/12 04:40 退会済み
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