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[第2話:危険]

「だーかーらー」

歩李はうんざりしていた。

「だーって、昨日途中から

 いなくなったろ?

オレ!なあ!

 それは、マンガ買いに行ってたからだ!」

それがどうしたってゆーの?

的な目で千里を見てると、

「途中で戻ったんだよ!

 追いついたんだよ!歩李に!そしたら・・・

 お前、一人でしゃべってたんだよ・・・ 

 なにしてたんだ?

 愛美ちゃん!とかいってたぞ?」

・・・ちょっとまって・・・

「独り言?ちがうってば!

 幽霊の愛美ちゃんと

 はなしてたんだよ?!」

そう言うと、

「は?ばっかじゃねーの?」

そう言われた。

そしてギャーギャーと

ケンカっぽくなった。


その姿を見つめる、

ひとつの影があった・・・



「帰るぞ!歩李ぃ!

 あんまん食いてぇから、

 ついでにおごれ。」

無視しよう。

「か・え・る・ぞぉぉぉ!」

走って逃げよう。

「歩李ぃぃぃぃ!!

 あんまんはー?!おいっ!」

あのバカ!ったく・・・

「あの・・・」

「はい?」

そこには、

見知らぬ女の子がいた。

見た目はとてもおとなしそうな子だ。

右目が髪で隠れている。

首にはコウモリのような

マークがついている。

「歩李さん・・・ですよね?」

「そうだけど?」

するとしゃべりだした。

「私、山里雪と言います。

 転校してくることになってます。

 仲良くなっておこうと思って・・・

 あ、同じクラスです。

 よろしく。」

ふーん・・・

「あ、うん。よろしく・・・」



そんなふうに仲良くなっていく

転校生の雪。


危険はすぐそこに

近づいてきていた。





「雪ちゃん!帰ろっ!」

「うん。」

雪ちゃんと仲良くなったよ〜!

雪ちゃんといると、

あのバカ千里を見ないですむ。

フツーに無視できる。

やったー!!

でも帰り道に後ろからついてきてるけど、

無視っ!

すると雪ちゃんがいきなり止まった。

「どーしたの?」

答えてくれない。

「雪ちゃん?どぉしたのっ?」

すると、ゆっくりと口を開く・・・

「・・・てくれる?」

「え?」

「来てくれる?」

こんなことを言い出す。

意味が分からないので、

「なに?どこかに行きたいの?」

と聞く。

「いっしょに来てくれる?」

睨むようにあたしを見る。

あたしは動けなくなってしまう。

それほどの睨み方。

おもわず

「う・・・うん。」

すると人間とはとても思えないような

笑い方をする。

裂けた口からは鋭いい牙が光る。

そしていきなりあたしの腕をつかむ。

振りはらうことのできないほどの強い力で。

しばらく引っ張られながら走る。

もう、わけが分からない・・・

息が切れる・・・

雪が引っ張るのをやめる。

まわりは真っ暗・・・

なんにも見えない・・・

こんなとこあったっけ・・・?

すると、

「ここだよ。」

急にまわりが見えるようになった。

ここは・・・道路!!

なんで?目の前が光る・・・

あれ?トラック・・・

足が動かない。

どうしよう・・・

なんでこんな事に・・・

誰か、助けて・・・助けて・・・

書くのってタイヘンですね・・・

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