通学中の電車の中で、学校一の巨乳美少女と密着
「おわっ、ととと……」
俺はホームから入ってきた人の波に流され、ドアを背にして押し込まれてしまった。
「ったく、毎朝毎朝……うん?」
胸になんか軟らかい物が……
「あ……ご、ごめんなさい」
「たっ、平良先輩!?」
「大山くん!?」
目の前のおっぱい、もとい女の子は、部活の先輩、平良小桃さんだった。
しっかし相変わらず見事な果実をぶら下げて……
「ご、ごめんなさい……。ただでさえ満員電車で窮屈なのに……」
「いえいえ。俺なら大丈夫ですから。なんなら、もっとこっちに寄りかかってくれても平気ですから。むしろ大歓迎」
「いっ、いえっ。そんな訳には……。んっ、よっ……」
先輩はさっきから、体を左右に捩っている。お陰で、学校で知らない者はいない爆乳が俺の胸元に押し付けられたままむにゅむにゅと転がっていく。二人ともYシャツだから、巨乳の軟らかさが殆んどダイレクトに伝わってくる。胸ポケットにケータイを入れてなきゃ、左胸にも味わえたのになあ……。
「あの、どうかしたんですか?」
「あ、えっと、鞄が、後ろの人達に、挟まってしまって、ふぅんっ……」
先輩は後ろ手にした両手を一生懸命引っ張っているが、鞄は取り出せないようだ。両腕を後ろに回してるので、より胸が強調されて、しかも先輩が鞄を引っ張る度にまるで俺に押しつけている様な動きに。
電車が動きだした。
先輩は諦めて、鞄がどっかに行ってしまわない様両手で握っている。先輩自身は動かなくなったが、列車の振動で乳が上下に揺れて、これはこれで気持ちいい。
その時、電話がかかってきた。俺はマナーを守る男なので、車内では当然マナーモード。ただ、先輩にはまずかった。
ヴゥゥゥゥン……
「ひゃあッ!」
突然、乳にそれまでとは違う予期せぬ振動を与えられた先輩は思わず声をあげてしまった。
周りの目がこちらに注がれる。
先輩は赤面しつつも、何でもありません、お騒がせして済みません、と謝った。
その間も着信は続き、俺はケータイを取り出そうとして、困った。胸ポケットが完全に肉製スライムに埋もれているのだ。
「あ、あの、先輩。ケータイ取りますんで、ちょ、ちょっと、失礼しますね」
「えっ?……あっ、ごっ、ごめんなさい!んっ、んしょ」
先輩は巨大な胸をずらそうとするが上手くいかず、俺の胸を上下左右に這い回るばかりだ。
「ごめんなさい……」
「俺の方こそ。すぐにケータイ切りますんで」
俺は右手を上の方から密着した胸へと差し入れた。
う、うぉおお……凄い!
メロンみたいにデカいのに、スポンジかマシュマロの様に軟らかい。指が完璧に包まれてしまった。
もっとこの感触を楽しみたいが、今はケータイだ。指を進める。
「ひゃぅ……むふ……うふぅ……ッ」
指が奥に進入すると、先輩の口からは何ともいえない声が。電車の振動、ケータイの振動、それに俺の指と、三種類の異なる刺激に曝され、何やら感じてしまってるご様子。
頬は上気し、おでこには珠の汗。瞼をギュッとつむって、丸く開いた唇から「ぁふ……ふあ……」と抑えきれない白い吐息が荒く漏れだし、白磁の喉や鎖骨には髪が張りついている。Yシャツは汗で透け純白のブラジャーが確認でき、熱くなった身体から健康的で甘酸っぱい香りが立ち上ぼり俺の鼻腔から直接脳髄を侵す。
「先輩、もうすぐ入りますからね」
「はぁ、あん……もっとぉ……は、早くぅ……ああんんッ」
トロンと垂れ下がった先輩の目尻には涙が浮かび、ねだる様な声音でせがんでくる。
「じゃあ、思いっきりいきますよ」
「ゃんっ、くふぅぅ……ッ」
ふにゃふにゃしたおっぱいを掻き分ける様に五指を蠢かし、奥を目指す。
ケータイに届き、取ろうと指を立てると、
「ふゃんッ!?」
と小さく叫んで、先輩の体が跳ねた。
「どうしました先輩?」
先輩は必死に首を振り、
「なっ、何でもないですからぁ……早くうぅん……ッ」
ビクビク震えながら先を促す。
どうやら、俺の指の第二関節が埋まっている場所が先輩の胸の敏感な部分らしく、ケータイの振動を直にそこに送っている様だ。
大声を我慢する為に真一文字に結んだ口から「ふッ……」とか「ぅうんッ……」とか可愛らしい音が聴こえ、逃げる様にクネクネと動く先輩の肉体がイヤらしい。
しかし疲れた。指をいったん出して休ませる。
「ああっ、何してるんですかぁ……」
「すいません、無理な姿勢で指が疲れちゃいまして」
「携帯電話も一緒に取ればよかったんですよぉ……」
「ああ、成る程。じゃ、次は左手で」
「はあぅぅ……」
さっきとは微妙に進入ルートが違うからか、先輩が再び新鮮な反応を返す。
胸ポケットに入った処で、中指の爪の先が何かに当たった。
「はうぅッ……またぁ……ッ」
むにゃむにゃと軟らかい中で、そこだけが弾力的だった。
「ゃぁあ……ッ」
「先輩も何か入れてるんですか?」
「なぁ、何にも入れてませんよぅう……んふぅんッ」
「そうですか」
俺はケータイを落とさぬ様、ゆっくりと引き上げていく。
「ふぁっ……はあぁんッッ」
ケータイの振動が今までと違う所に当てられて、白い歯の隙間から先輩の悩ましい声が洩れる。
ケータイという壁が無くなったことで、やっと先輩の両胸を感じる事ができた。
未だに振動が止まないケータイ。いったい誰からだ。親友の小諸からだった。心の中で「お前と友達になれて、本当に良かった」とメールして、電源を切った。
「先輩。ケータイは、もう取れましたから」
「ふあ、はっ、はぁ……」
先輩は虚ろな目付きで、プルンとした唇からは涎まで溢してしまっている。
俺は先輩の耳元に口を寄せ、囁いた。
「せんぱいっ」
「ふひぁああッ?!」
先輩の悲鳴は、俺達が下りる駅のアナウンスで掻き消された。
「駅、着きましたよ」
「ふあぁ……、あっ!はいっ!下りましょう!済みません、下ります!通してください」
俺達は慌ただしくホームに出た。
「でも、先輩が俺の名前知っててくれて嬉しかったです。あんまり話した事無かったですよね?」
「えっ!?あっ、え~っと、それは……」
先輩は含羞みつつも答えてくれた。
「大山くんって、部活中によく小諸くんに話しかけてるじゃないですか。『小諸、小諸』って。な、なんだか私の名前が呼ばれてるみたいでドキドキしちゃって……」
あぁ……、小桃と小諸、違うのは最後の一文字だけか。
それにしても、またしても小諸。流石は俺の友!
「先輩。さっきはすいませんでした」
「えっ、あの、そんな……」
先輩は電車での行為を思い出したのか、顔を真っ赤にして否定する。
「わっ、私の邪魔な胸のせいですから。大山くんに非はありませんよっ」
「そんな、邪魔だなんて。それも先輩の魅力の一つじゃないですか」
「えぇっ、そ……本当に、そう思いますか……?」
「はい、勿論です。断言します」
「そうですか……。うふふ、大山くんがそう言ってくれると、少し自信が持てます。ありがとうございますっ」
おぉう……、まさに天使の微笑み。
「おっ、俺!お礼、じゃなくって、お詫びしますよ!何でも命令してください」
「そ、そんな、別にいいですよ。……あ。あの……でしたら、お……お昼ご飯、一緒に……食べてくれませんか……?」
「はっ、はいっ!喜んで!」
「わぁ、ありがとうございます」
……俺はいつの間にお花畑に居たんだ?
全く、先輩は最高だぜっ!